熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

新レッスン29回

2012年12月22日 | チェロレッスン

ヴィジュアル的な方が敏感に反応するとのことで、
鏡を見て練習するのが課題でした。
1ヶ月近くトライしましたが、予想以上に難しい。
アラが見えすぎて、ガマの油状態。

まず前かがみを直すことから始まって、チェック項目が実にたくさん。

前回と同じエチュードを弾いたところ、チェロらしい音になってきたと評価をいただけた。
やっと正しいフォームに近づいたかしらんと思ったら、今度は固さの問題。
背筋を伸ばしてもガチガチになって弾いてはいけません。

しっかり弾こうとがんばると、呼吸がおろそかになるようです。
上半身が自由に動けるようリラックスするのにはいったいどうすればよいのか試行錯誤。

両手だけでなく胴体までも音に影響するのを理解するレッスンでした。

易しいはずのエチュードも、体を柔軟に弾くように言われたら相当難しい。

最後に、とある曲でロクな音がでなくて困っているところを質問。
右手の問題点は共通でした。
左手も余程練習しないとフワフワ弱い。
ただ曲になると荒っぽい弾き方になって、エチュードの勉強が生かされいないとのこと。
曲も、エチュードの丁寧さで弾くこと。