熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

8年

2012年12月18日 | チェロ
レッスン記録をまたサボっています。
何度レッスンを受けても、録音を聞くのにはちょっと勇気と覚悟がいるのです。
1回聞いてしまえば、後は全然平気なんですけどね。
変ですね。丸8年も習っているのに。

そうです、8年も経ちました。

友人達によく聞かれるのは、「発表会でるの?どんな曲を弾けるようになったの?」「オーケストラも参加できるの?」
どれも期待される答えが出来ないのでモゴモゴ。
そんなんで続けても楽しいのかな?という顔をされます。
人知れず、地味な楽しさもありますよ。
だから続いてます。
ただチェロが弾けるということだけで、どれほど幸せなことか。

50過ぎてからの8年なんてアッという間、少々練習してもタカが知れているというのが正直な実感です。
それをわかっていながら練習するというのもオツなもんです。
ひょっとして今日は上手くいくかもと淡い期待を抱きつつね。

年々1年が短く感じます。
時間ばかりビュンビュン過ぎて、何年かかっても上達は超スローペース。
(先生方には面目ないですけど。)

それが苦にならないというのも大きな発見です。
向上心がないんかい?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
その時々で、自分の小さな目標が出来るので、ヤル気を維持できています。
ヤル気の元には、チェロ繋がりの絆もあります。
実は若い頃、かなりのオバサン嫌いだったのに、自分がオバサンになってみて、お若い先生や先輩達からこんなに親切に教えて頂いたり、お付き合いして頂けるとは思ってもみませんでした。
驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。
オバサンもおだてりゃ木に登る、という(気持ちだけでも)勢いが欲しいところですね。

一方で、お初のアラ還同士の繋がりも出来そう。
私の影響かしらん?と自負してますが、友人の友人がやめていたチェロを復活していて、チェロ持参で遊びに来てねと言ってくれました。
同い年でも30才から10年みっちり弾いている人とは、まったくレベルが違うでしょうけど楽しみ。

これからも新しい楽しみをみつけよっと。