熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ブラームス

2012年01月16日 | コンサート


前半のダブルコンチェルト、生で聴くのは3回目くらいでしょうか。
とっつきが悪い曲でしたが、だいぶ親しみを感じるようになりました。
どうしてもチェロには割が悪い曲だと思うのは変でしょうか。

どちらの足にチェロの重心をかけているのが注目していたら、
両足とも自由に動いていました。
落ちてくる前髪も演奏の合間に度々手で上げることもできます。
体の自由自在さにびっくり。

ブラ1は傑作中の傑作と言われるだけあって、否が応でも集中して聴いてしまいます。
完全忘却だった天出臼夫の話を復習してから行きました。

ここが動機労作かい?ここが鏡面の楽譜かい?
ここが運命の引用かい?

何といってもホルンのラブメッセージ、そして次に来るコラールにグッときました。
クララのエピソードはシューマン、ブラームス合わせて、いったいどれだけあるのでしょう。
クララの映画観ましたが、すっかり忘れてますね。

アンコールはシューベルト「ロザムンデ」間奏曲3番


ここは初めて。
左正面の四角いバルコニーがユニークです。
写真は許可無く撮ってはダメなのですよ。