熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

教会でバロック

2012年01月09日 | コンサート

近場の教会でバロックの演奏会。
プロ&玄人はだしさん達のグループ。
テレマン、ヘンデル、マレ、フィッシャーノ、クープラン、
馴染みのないマニアックな選曲でしたが、リコーダーやチェンバロが時代の雰囲気を盛り上げ、楽しく拝聴しました。
仕事も持ちながら趣味の腕もハイレベルで磨いておられる方々、大いに感服です。

バロックは主旋律と伴奏という関係ではなくて、通奏低音の基盤の上に音楽が構成され、当時は通奏低音の方がギャラが高かったと話されていました。
チェロの音がとても柔らかで優しいかったです。
バロックの弾き方でそうなさっているそう。
ちょうどビルスマのヴィヴァルディチェロソナタのCDが届いて聴いているのですが、なるほど共通するものがありました。

一応、今の私の課題曲は同時代なので、勉強になります。
けど、〇〇風とか弾き分けるなんて夢の話。
まずは基本に忠実にしっかり弾く。
変に軽やかさとか考えたら、またスカスカ弾いてしまいそう。