熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

友遠方より来る

2011年05月16日 | 番外

新潟に住む後輩から、珍しくメール。
普段年賀状のやり取りくらいなのに、昨年前触れもなく大量の破竹が送られてきました。(おいしかったです)
今年もタ、タ、タケノコか!?
頂き物のタケノコをやっと食べつくしたとこなので勘弁してもらおう、とメールを読んだら、急きょ本人が神戸でお茶しましょうと。
わ~ん、なつかしい。お互いどれくらい老けたかしらん。

新潟出張があって、私が立ち寄って以来11年ぶりに会いました。

彼女にとって怒涛のような月日だったとは。
その間、いろんな病気で手術を3回もするはめに。
見かけは少し太って、全然老けてなくて元気そう。
私の方が、かなり痩せたので心配されてしまった。

一昨年は、ガンの手術をして経過は順調だとか。
ガンや医療の話、家から巣立った3人の息子の話(まあいろいろあって、“渡鬼”に負けない)。
仕事をやめた話。
ガンの手術直前に、結婚後20年近く暮らしたスウェーデンへ一人旅して友達の家々を泊まり歩いた話。
昨年、トルコにも行って、ヒッタイト文明にはまって歴女ぶりも披露。
(同じ世界史の先生に習ってもエライ違い。)
それから今一番熱心なのはコーラスで、秋にはプラハの有名な劇場でモツレクを歌うツアーに参加するのだとか。
映画アマデウスのロケ地もプラハなので、とっても楽しみにしていました。
音楽専門の海外旅行会社があるんですね。
歌の人は、いいなぁ。

話題が次々あふれ出て、昔と変わらずボソボソと面白いことばかり言うので名残惜しいこと。
次々困難があっても、それをバネにして前に会った時より輝いていることに、いたく感動。

空港バスを見送る時、胸がジ~ンとしました。
やはり息子3人いて大奮闘だった亡き親友とだぶったりして。
必ず、また遊びに来てほしいです。
今度はチェロを聞きに行くからと可愛いことを言ってくれました。涙
何年後になるのかな~。お互い元気で会えますように。