熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

41回目のレッスン

2011年01月08日 | チェロレッスン

今回で最後の予定でしたが、あともう一回見ていただけることになりました。
忍耐がいる生徒でしょうに、先生に敬遠されていないみたいでうれしいです。

多くの注意事項を念頭に弾きましたが、まだまだ次の課題はいくらでも出てきます。
前は、楽譜の指示を理解して、忠実に守るというのが、ポイントでした。

今回は、バリアフリーに大変手間取りました。
一音一音「音程ちゃんと合ってますからねっ、」みたいな弾き方。
それにシフトや移弦が、バレバレ。

おまけに、日々サポジさんの本で全弓バリバリやってるのがアダになっているようで。
何が何でも全部使ったら元に返すという練習なので、かなりのスピードになることも。
弓に勢いがあり過ぎるけど、この曲はそうじゃないと先生。

左手も右手も勢いを抜くと、スムーズに流れます。
でも下手すると音が出ない。

A>B>C>D>E>F  A<B<C<D<E<F
こんな風になだらかな起伏が作れない。
自己都合でCとかDとかきつい音色になったり飛び出たり。
弓を抑制するのが難しい。
こらえるのにもパワーがいりますね。

cresc.やdim.やrit.が唐突。
指定範囲の中で徐々に。
単に音の長さだけ延びるのではなく小節の長さが伸びる。

vib.も何とか少しずつかけられるようになってきました。
長い音符の頭だけでなく、次の音まで繋いでかけるのが課題でしたが・・・
練習の結果は意外。
がんばり過ぎてvib.は早くなり、テンションが上がっていくので変ですと。
これなら、vib.が消え入る方がマシとな。
自分で弾いていてわからんか?と心の中で自分につっこむ。

一筋縄ではいきません。

優しくやわらかい音を取りそろえて、流れるように繋いでいくのは難しい。
それから、ちゃんと切るのも難しい。

まずは焦らず落ち着いて、ゆっくり弾く練習が大切。