熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

66回目のレッスン(通算83回目)

2008年03月22日 | チェロレッスン
ぞんざいな調弦を目撃されてしまった。
調弦のダメ出しからスタート!
チューナーに頼らずしっかり聴いて正確に調弦すること。

○Ave Maria (Bach-Gounod-Kunmmer)
中島隆久氏編曲のデュエット曲。

cello1パート
ウォーミングアップなしでスタート。
雨のせいもあってガダ兄さんの音の出が悪い。
一番の原因は、下手で鳴らせないのですけど。
このデュエットのイントロが難しくて、最初から躓く。
フィナーレのシューベルトのメロディみたいなところ、ターンで指がもつれる。

相変わらず、同じ注意の数々。
あきれられてしまったのは、付点および長く伸ばす音が短くなること。
先生の伴奏があると、遅れてはいけないと益々急いでしまう。
あれだけ、耳タコなのに。。。

ハイポジションの時、弾きやすいようにエンドピンを短く。
高音ヴィブラート、肘の位置を前に。
重さが乗って音がちょっと響いた。(うれし!)

cello2パート
ほとんどが16分音符で忙しい。
先生も、弾きながらcello1を聞いてチェックするのは大変、と本音を。

例えば、ソレシレとかソレシラシレシレなんですが、ソ~レシ~レ、ソ~レシ~ラギ~コギ~コのワタシ。
プレリュードは毎日弾いていましたが、何度弾いてもギコギコバタバタ。
そこで、ボウイングのレッスンに。

右手の小指問題はずっとクリアできない難問。
小指が固まってくるから、肘だけで弾くようになる。
肘の動きはもちろん、親指の屈伸、4本指の連動した屈伸、これが滑らかに繋がってこそ、ギコギコから脱出でき、スピードが上る。

女性のチェリストの動きを観察する方が勉強になりますね。
何人かの、見事な指さばきを思い出してみる。
大きな芋虫指だと、ピンと来ない。

やっぱり、どう考えても小指が短か過ぎて弓を持つバランスが悪い。←今さら
第二関節がペコンとへこむ。
左小指はとっくに克服できたのに。
右指のチェロ筋をしっかり鍛えないと。
このテクはなかなか身につかない。
ゆえにプレリュードが弾けない。

指運動の試行錯誤で時間切れ。


ちなみにcello2はクンマーの練習曲とバッハ無伴奏1番プレリュードで構成されています。

グノーのアヴェ・マリアはバッハ平均律クラヴィーア1番プレリュードにメロディをつけたもの。
チェロ無伴奏プレリュードに置き換えたのが、チェロ好きには愉快ですね。

↓こちらボビー・マクファーリンがグラヴィーアをスキャットして、チェロの伴奏をしていますよん。かっこいい!
Bobby McFerrin - Bach Ave Maria

習っているのよりずっとキイが高いので、よりアヴェマリアらしいです。