熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

落語

2008年03月13日 | 番外
だいぶ日が経ちましたましたが、大阪・天満天神繁昌亭へ初めて行きました。
いつも満席で、文字通り大繁昌。
2ヶ月前から友人がチケット(昼の部)を確保済みだったのです。

まだ笑いに行く気分にならなくて躊躇しましたが、結局トリの落語に大爆笑して帰ってきました。
そういえば去年の夏、急に病状が悪化したY子に、枝雀さんのDVDをお見舞いに送って喜んでもらったっけ。

知らない落語家さんばかり、入れ替わり立代わり3時間以上も落語が続くのですが、全然退屈しません。(似顔絵、紙芝居もありました)
いくつか話のパターンがあります。
まず、‘アホ’の使用頻度が異常に高い。
それから枕では、落語家で食べていけるかどうか、生活苦的な話が多い。
ここの出演者とTVで売れてる落語家とは別世界というのも強調。
この日の出番で、前の方と後ろの方の落語家のランクが違う、みたいな自慢ネタもありましたけど。

あるお兄さんは、ヤクザ屋さんとの、内弟子の待遇の格差をおもしろ可笑しく話す。
あるオジサン噺家は、公務員の妻の安定した経済力に感謝し、家事分担について笑わせる。

親分はないけど、師匠、門下、一門、はクラシック界とも共通ですね。
古典(クラシック)芸能だからかしらん。
食べていけるようになるまでが大変なのも噺家と共通で、所帯を持った我が師匠、思わず頭によぎりました。

HP見たら、昼の部はなんと無料でネット配信!←訂正 有料コンテンツでした。

さんのところで、キャッチした「お台場寄席」

圓歌さんの「中澤家の人々」やはり何回聴いても、面白いです。
ipodも持っていないので、ポッドキャスティングってぇのも知りませんでした。
古典落語もネットからどんどん広がってんですね。