熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

チェロ探し ***プロローグ***

2007年08月25日 | チェロ
突然ですが、“安さん”をチェロビギナーさんに養子に出すことになりました。
遅くても来月末にはお別れになるでしょう。
ふっとやって来てふっと去っていく“安さん”、お名残惜しいです。
ドイツ製のアナタも、ユーロ高で随分定価が上がっていますねぇ。
いい買い物だったかもしれません。

サイレントチェロの“ぎいのすけ”も現役ですから、
練習はできますが、やはり早く次のチェロが欲しい!!!
(去るものは追わず。クールなワタシ)

ところが、またまた世界同時株安!!!
“安さん”がウチに来た遠因も世界同時株安だった。
その顛末はコチラです。
以後、持ち直した時に株を売って利益を確定するような特技はありません。


まず頭に浮かんだのが、教室のチェロ。
2台あって、定価50万円と70万円で元は売り物。
(値段はうろ覚えですが)
50万のがレッスン用に自家需要になって、普段使っています。
ちょっと弾きにくくて苦手。

一年前入荷した70万のは1度だけレッスンで使わせてもらいました。
とても弾きやすく、音もクリア。
誰が弾いても、とても評判のいいチェロなのに、全然買い手がつかないまま。
売り物なのにグループレッスンで使ったり、なんだかんだで教室で使われていたようです。
痛んできたので半値にしても買い手がつかないとお嘆きのスタッフでした。

そのチェロのレッスン録音を探し出し、1年ぶりにチェックしてみました。
当時より、今の方が鈍いなりにも耳は進化していますね。

やっぱりこの音色いい!買おう!と決意。

教室に連絡すると、ななななんと売れてしまいました、ですと。
それも、ワタシは3人目のラブコール。
急にどうなっているのでしょうか。
この猛暑にチェロを買おうというのはワタシだけとちがうん???
あ~、運が逃げた。お買い得の格安だったのに。。。

株価の戻りも鈍いし、じっくり選べということかしらん。