熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ドイツパン

2005年04月16日 | 食べ物

ベッカライ・ビオブロート、新しくできたパン屋さん。
店名のスペル、Aの上に点々がついてたりして、読めないし覚えられないなあ。
毎日通る大きな道から少し入ったところにある。

赤いテントとB、O、Tの文字がチラッと見えるので、こんなところに「ビゴの店」の支店かしらと思っていた。
ビゴといえば、先日シラク夫人が日本にフランスパンの製法を広めたビゴさんを表敬訪問。
本国でも名が通っていたわけですね。さきがけの人というのは立派、すごい!

先のベッカライ・・
ドイツパンは珍しいので、お店に入ってみた。
玄麦を使ったオーガニックのパンでした。
点数は少なくて、見た目は色が黒くすごく地味。
写真はローテンブルクのパン屋さんで撮ったものですが、こんな感じの色。
7年もドイツで修行してマイスターの資格を取った若いご主人と奥さんで切り盛りしている。
好感度抜群の接客で試食もたっぷりさせていただいた。
パンの激戦区でたいへんですね。と余計なことを言ったら、
他とは全然ちがうパンですから、ときっぱり。
はっきりとポリシーもって精進している若い人を見るのはほんとに清々しい。
応援したくなるお店です。

やっぱりむずかしい名前のパンを何種類か買った。
毎朝、ビゴのパリパリのバゲットばかり食べてるので、
たまにはしっとりどっしり、少し酸味と精製前の風味を味わうのもいい。
(今回はくるみペーストの甘いパンがおやつに最高だった。)
食べ慣れるとはまりそうだ。

何せ、バッハもこんなパン食べてたはずだからね。