熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

レッスンのなくなった週末は

2005年02月21日 | 日常
土曜日

中学時代からの友人Eちゃん宅でゆずケーキ作りを習った。
念願のカレーうどんも近所の日○出○ど○で食べた。
土砂降りの中、並ぶとは驚いた。
観光客でいっぱいの全国区のカレーうどんであった。
もう少し塩分控えてもらったら完璧。
カレーも濃厚、お揚げも上等、お肉も甘く下味付き、クセになりそうです。

ケーキは彼女のオリジナルレシピ。
初めて食べた時に、ピエール・エルメのオレンジケーキ並に
おいしかったと絶賛したら作りにおいで、ということになったのだ。

1月に実家の柚子で大量のジャムを作って一年使うのだそう。
恒例のクリスマスケーキに入れるフルーツのラム酒漬けも今から仕込むとか。
ケーキ作りのカレンダーができそうだ。

重要ポイントがいくつかあるのですが、軟弱なわたしにはきつい。
な、なんとボールに付いたのが混ざらないからハンドミキサーを使わないって!
長時間混ぜるなんて右手が痛いし、そんな腕力ありませんよ、わたし。
思わず師匠にそんなに腕が強かったらチェロ習ったらいいよ、とお薦めした。
型もテフロンはダメ。ペーパーをいちいちカットしなければならない。
ボールと泡だて機も今回使わせてもらったかなり大きめのが必要だそうだ。

お菓子用のお酒も各種そろっていたし、趣味の域を越えてます。
ウチの近所の有名店のよりずっとおいしいので、特に進物時に購入できたらなぁといつも思います。
でも、彼女の本業は大学で論文の編集だもんねぇ。

ご指導、現物支給ありがとうございました。

日曜日

去年の大豆に続き、K有機農園で黒豆味噌作りの実習。
一昨年までまったく田舎とは無縁だった私達は、時々ここの農家でいろんな体験させてもらって楽しんでいる。

お味噌にするにはもったいない見事な丹波大黒豆が煮上がっていた。
私と友人Hちゃんは機械でペースト状にしてこうじと塩と混ぜて容器につめるだけ。
あとは2年!待つ。
それにしても今まで黒豆煮汁を捨てていらしたとは。
黒豆の風味がいいし、あまりに勿体ないのでペットボトルに入れて持ち帰った。
検索したら、れっきとした健康食品で販売もされていた。

ゆずケーキを持参し、みんなで食べた。もう大好評。
だって、卵はこちらの放し飼い。小麦粉もこちらでとれた極上物ですもん。
アーモンドプードルまでは無理だけど、ここの材料でこれから端境期で売るものなかったらケーキ作りません?と冗談半分、本気半分で言ってみた。
残念ながら、小麦は今年限りらしい。

Kさんにニーノ知ってる?って聞かれた。
さっき見たら載ってました、ミセス2月号に。
その農園が野菜を卸しているイタリアン、トラットリアです。
(トラットリアといえばイタリアンに決まっとりあ)(^^ゞ
有名割烹、レストランにお得意先が多くなってそれらのお店がよく雑誌に載ります。

無農薬、化学肥料不使用は農作業がホントに大変ですが、
そのおいしさと価値をわかってファンが増えているようです。
私のような個人宅にも手間を惜しまず野菜を送って頂けて感謝です。
個人宅のお客ももっと増やしたいと話されてたけど…
昨年のように体こわさないようにがんばって下さいね。