福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

新しい形

2013-10-16 06:24:04 | 日記
福祉亭は、結局のところ、いつも新しい形を探していく・・と、しみじみ。
勢いのあるところから、新しい形が噴出。
みなさんに受け入れられれば、定着していく。

社会的に、増加している葬儀の形の変化。
家族葬は、すっかり定着。
結局のところ、これまでの葬儀は、親族のご負担が大き過ぎたということですかね。
葬儀を立派に執り行うことが、社会的にも求められ、残された親族の心の慰めだったのは、過去になりつつあるんでしょうかね。

ニュータウンの暮らしを追ってみると、当初は、各街区に設けられた集会所での葬儀が多かった。
自主保育をしていたので、集会所を使う機会は多く、時折、葬儀とぶつかると、そちらが優先された。
集会所の和室を利用すると、お線香のにおいが、まだ、残っているような時もあった。
その後は、次第に南多摩や、地域のお寺さんでの葬儀を経験してきた。
近頃は、家族葬。

40年前、職場で、お墓めぐりをしている専門職さんがいらして、本も出版されていた。
お墓?
は~~??
お墓のハナシをし始めると、楽しげで、時間を忘れて語られた。
確かに興味深かった。
そのかたの思い出深いお話しの一つに、お墓は、その家族の一番良い時代につくられるものという言葉。
へ~~。
一つの家族には、歴史がある。お墓にも。
お墓は、その時代と、そのかたの地位と、家族の形を確かに表している。
いずれも、それぞれ静かに佇む。

ご高齢のかたが集う福祉亭。
今年は、先に逝かれるかたも多い。
家族葬の時は、お気持ちを汲ませて頂いて、ご挨拶に留めている。
それでも、弔意を表したいということにもなる。
福祉亭は、何もしないのかと、尋ねられもする。
せめて、亡くなったお知らせだけでも張り紙なりなんなり・・というご意見を頂くことも。
私の時は、静かに逝きたいというお気持ちを語るかたもおられる。

様々なお気持ちは、それぞれの人生からの学び。
それぞれを大事に。
あるがままに。
流れにそって。


コメント
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