福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

地震

2013-10-26 06:19:33 | 日記
未明にまた福島の地震。
2時10分。
津波警報も。
TV画面を注視する。

パトカーが海岸線近くに数台出動していく・・
船を沖に動かす光の動き・・・
画面は、アナウンサーの津波警報を知らせる声だけ。
それ以外は、音がない。
音がなくても、どの程度の緊張感と恐怖感が漂っているかをひしひしと感じさせる。
明かりもつかず、黒々としている地区は、だぶん、3・11の被災地域。
やっと、復興という機運がみなぎってきたようなのに。
しかも今回は、台風が海上を二つも通過中。
自然の驚異・・という言葉が、そのまま現実。

福島のある地区の人口減少は、2割。
高齢化がますます進んだと。
故郷と、しがみつく、しがみつかざるを得ないのは、高齢世代が多いということを如実に物語る。
サービスを提供する事業者もマンパワーもない中で、どうやって老いの日々を過ごされるのか。
ただ、どうも、都会暮らしの軟弱さとちがうらしい。
震災復興支援に行っているかたから、耳にしたのは、毎日ご不自由な身体で、杖を2本突いて、海岸に出て、昆布採りをされる・・・と。
このお身体で!!と、驚嘆するらしい。
何十年とそうした暮らしをして生計を立ててきたので、身体が不自由になった今も、同じようにされている・・と。
都会から駆けつける側は、ただ驚くばかり・・と。

暮らしは、生きる・・そのもの。
生命そのもの。
生命の輝き。
手持ちの時間を持て余し気味のニュータウンの高齢期とは、違うようですね。
若い世代の時間のなさを高齢世代が補う仕組みを、なんとか確立しないと。
大家族制度の中では、なんとかバランスがとれていたんですから。
コメント
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