福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

新しい形

2013-10-16 06:24:04 | 日記
福祉亭は、結局のところ、いつも新しい形を探していく・・と、しみじみ。
勢いのあるところから、新しい形が噴出。
みなさんに受け入れられれば、定着していく。

社会的に、増加している葬儀の形の変化。
家族葬は、すっかり定着。
結局のところ、これまでの葬儀は、親族のご負担が大き過ぎたということですかね。
葬儀を立派に執り行うことが、社会的にも求められ、残された親族の心の慰めだったのは、過去になりつつあるんでしょうかね。

ニュータウンの暮らしを追ってみると、当初は、各街区に設けられた集会所での葬儀が多かった。
自主保育をしていたので、集会所を使う機会は多く、時折、葬儀とぶつかると、そちらが優先された。
集会所の和室を利用すると、お線香のにおいが、まだ、残っているような時もあった。
その後は、次第に南多摩や、地域のお寺さんでの葬儀を経験してきた。
近頃は、家族葬。

40年前、職場で、お墓めぐりをしている専門職さんがいらして、本も出版されていた。
お墓?
は~~??
お墓のハナシをし始めると、楽しげで、時間を忘れて語られた。
確かに興味深かった。
そのかたの思い出深いお話しの一つに、お墓は、その家族の一番良い時代につくられるものという言葉。
へ~~。
一つの家族には、歴史がある。お墓にも。
お墓は、その時代と、そのかたの地位と、家族の形を確かに表している。
いずれも、それぞれ静かに佇む。

ご高齢のかたが集う福祉亭。
今年は、先に逝かれるかたも多い。
家族葬の時は、お気持ちを汲ませて頂いて、ご挨拶に留めている。
それでも、弔意を表したいということにもなる。
福祉亭は、何もしないのかと、尋ねられもする。
せめて、亡くなったお知らせだけでも張り紙なりなんなり・・というご意見を頂くことも。
私の時は、静かに逝きたいというお気持ちを語るかたもおられる。

様々なお気持ちは、それぞれの人生からの学び。
それぞれを大事に。
あるがままに。
流れにそって。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごみ

2013-10-15 05:51:52 | 日記
連休の東名の渋滞53キロ!
富士山見学ですかね。
台風の影響もあって、抜けるような青空。

連休の月曜日は、ごみ出し。
水やり、水かえ。
植物も生き物なんですが、ごみも「生」と言うくらいのことはあって、放ったらかしを嫌う。
気温はまだ、高いのでどんどん腐敗していく。
腐敗は、腐敗臭を放つ。
腐敗臭は、虫を寄せ付ける。
悪臭も虫も食べ物やとしては、最悪。
手を抜けない。
ごみ箱の蓋をとる。
ハナから、息をとめている。
どいうわけか、匂いに敏感なたち。
さいあく・・の香りが。
アロマは、身体にいい・・ということが、逆説的にわかる。
臓器の血流を止めるものと、血流を促すもの。

連休のおかげで、大袋が一つ。
ほ~~っ!!
なんだか、うれしい。
大袋2つが一回の平均。
多い時は、それに中袋一つ。

あんなこんなで、普段、ごみを出す手元や、作業姿勢をつい、嫌う。
やらなくてすむ作業工程は、省くようにと。
食材の廃棄を減らすようにと。
トイレを紙タオル対応に・・の意見も、ずっ~~と。
でも、ごみ出しをする身になると、とてもじゃないけれど・・と、つい思ってしまう。
随分ケチな性分ネ!・・という空気と視線に、いつも、さらされる。
紙タオルの値段を取沙汰される。

でも、それもあるんですが、違うんです。
一度でいいから、このごみ出しをしてみて・・。
夏の暑さの中、冬の雪の降る中、秋の大雨の中・・
ずっしりと重い大袋をステーションに両手で持ち上げて、入れてみて・・
その時、あなたの心に何がありますか?と。

それに加えて紙ごみが明らかに増える・・は、ちょっと、つらい。
ごみ出しの作業をいやがっている・・ってこととは、また、違うんです。
近頃は、ボラさんのお手伝いがあるので、随分楽させてもらってます。
ありがたいです。
感謝。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連休

2013-10-14 05:32:47 | 日記
外出の用事のない連休。
久しぶり。
4000字の山のぼりも、そろそろメドがたってきた。

水やりで気分転換しようと思い立つ。
のんびり福祉亭に。
途中、花壇にもまわる。
すっかり秋の花壇。
アメジストセージがいつの間にか、満開。
夏の名残の山百合が、まだ、いくつか咲いている。
皇帝ダリアも、台風でもうダメかと思っていた茎が、なんとか持ち直して、背丈が2メートルに。
葉陰を見ると、大慌てで添え木した枯れ枝や、モップの柄が、添え木になったまま。
がんばれ、がんばれ。

朝顔の鉢に、小さな小さな花が一輪咲いていた。
丸くも開けないまま、健気に。
7月の聖蹟の朝顔市で買って、届けて頂いたもの。
そのご利用者さんの告別式の日。
朝顔は、最後の最後までのがんばりと、福祉亭へのメッセージ。
もう逝きますよ・・と。

保育園のところで、ばったり、同世代お二人と。
3人で、ひとしきり亡くなられたかたの思い出ばなし。
どのかたにとっても、そのかたのがんばりは印象深い。
晴れ渡った昨日の空と同じ。
素晴らしいものでした。
3人で、やがて、辿る老いの途を口々に語り合う。
団塊世代に、甘えは許されない。
介護状態になっても、74万人が病院にも施設にも入れない・・という未来がすぐそこ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013-10-13 06:53:24 | 日記
目の片隅に青いフラッシュ。
時々。
暗いところに居ると感じる。
目に注意がいくと、あれっ?
小さな黒い点も。
飛蚊症?
それとも網膜剥離?
老眼は、ともかく目には自信。
それが、一気に崩れる。

金曜日朝、ボラさんたちにその現象をおしゃべり。
すると、驚いたことにお二人が、「わたしも!!」と。
お医者さんに行ったの?と、尋ねる。
「行かな~い。老化って言われるだけだから・・」と。
ワタシより年下。
老化か~~
夕方、気になるので、また、ご利用の80代さん70代さんのお姉さまに話してみる。
すると、やっぱり、「出る出る。稲妻みたいに・・」と。
そうか~~

でも・・と、土曜日、治療中の歯科の後、眼科にまわってみる。
やっぱり、老化。
目薬も、気を付けることもない・・と。
安心半分で、福祉亭に。

緑内障で、徐々に視野が欠けるお悩みのスタッフもおられる。
加齢黄斑変性症で、手術を3回もされたご利用者さんも見える。
手術もうまくいかなかった。
問わず語りに、ご自分の目のハナシをされるボラさんも。
「私も、右目が黄色く濁って・・手術はできないって・・」と。

白内障の手術をされるハナシは、よく耳にしていたけれど。
目の老化現象で、悩まれているかたが、あちらこちらにおられることに気づく。
・・・と言うことは、前期高齢者のラベルどおり、ワタシも「老い」に追い付かれてしまったってことですね。
やれやれ・・




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神経

2013-10-12 05:32:28 | 日記
3回でワンセット「もの忘れ」に関するカフェを試行中。
プロ集団は、よく省力して会話のテンポをあげられる。
「もの忘れのカフェ」も、「ものカフェ」とされている。
病院のドクターと包括のスタッフの編成の講座。
参加されるみなさんは、何故もの忘れという症状が発生するか、その予防は・・と、熱心。

厨房は、講座を気にかけているヒマもなく、慌ただしい。
講座が終わると同時に定食の注文が入り始める。
5から始まって、6・7・・・と増えていく。
とうとう、17に。
にわかに厨房の動きが、慌ただしくなる。

それでも、ほぼ、定刻に定食が出始める。
ひたすら、オーダーに応えていると、店内の様子が不明。
途中、ふっと、トレーを出しながら覗くと、なあ~~んと、いっぱ~~い!!
注文して、「外に・・」と言い残されて外のテーブルに行かれるかたもおられました。
食材を多めに用意できたので、その点の不安がないのがよかったのですが、ボラさんが追いまくられる。
手を休めるヒマが、全くない。
神経がピンと張りつめられっぱなし。
こういう時は、一触即発状態。
なにげない一言に過敏に反応してしまいがち。

起こりました、起こりました。
プチ戦争。
全部、ワタシの一言。
すみませんでしたねえ。
ほんとうに。
お相手を気遣ったり、状況を判断しての一言と思って発すると、返ってくる声にイライラのスパイス。
びっくり。
でも、神経がどうも、太いんです。
謝ったり、訂正したりしながらも、なんでかなあ・・??

そう言えば、先日など、面の皮が厚い・・・て、とあるかたに言われました。
にわかには意味を解せず、???
面の皮って、厚顔ってこと???
厚顔の次に来るのは無知??
厚顔に比重?それとも無知に比重??
いやいや、厚顔無恥ということですか?と、思わず質問。
お返事は、ありませんでしたけれど。
頭の中は、ぐるぐる、ぐるぐる回転。

いや~~世の中には、いろいろな形容詞が存在するものですねえ。
O型の神経って、そういうものですかねえ。
それとも、老化現象って言うやつの仕業ですかねえ。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うきうき

2013-10-11 04:48:31 | 日記
10月に入っての気温が、信じられないほど。
温暖化と言っても、今までは、これほど顕著ではなかったのに。
福祉亭厨房外のフライシートを、台風の強風で畳んだ一昨日。
昨日は、木曜日。
朝からの強い陽射し。
厨房の温度は、ぐんぐんあがる。
たまらず、脚立を持ち出して、シートを張りなおす。
もちろん、エアコンも。
エアコンのスイッチが、明るすぎる日射に反射し、確認が困難。
何度か、on-offを繰り返して、やっと、onを確認。
とにかく高い位置にあるので、難しいのです。
老眼というものが、こういうものか・・・と一瞬消沈。
でも、そうだからと言って、へぼへぼしてもいられません。
すぐ、定食の準備に。

昨日は、若いボラさんが初めてチームに参加。
先週、突然、カウンターに呼ばれる。
「多摩ニュータウン物語」を読まれてみえた・・と。
びっくり。
帰り際、ちょっと、待って!!と、呼び止め、念のために・・と
「ボラしませんか?」と声掛け。
なあ~~んと、「はい」と。

良い子なんですよ~~!!
息子の嫁に欲しいくらいの。
でも、既婚者。
「いい子は、早く売れる・・」って、40年前におどし混じりに、よく言われ、震え上がったもの。
過ぎてみれば、確かに・・・。
そういうものと、しみじみ納得。

とにかく、先週から前宣伝。
実際に朝みえると、プリンセスの登場!!って、感じ。
ちやほやかわいがり過ぎると、また、しかられますが。
ついつい、ちやほや。
うきうき。
も~~ちろん、ボラみなさんで、大歓迎!!

牧師さんもおられる曜日ですから、心の中で、神様に感謝をされたと思いますよ~~。
神が、私たちのもとにおつかわしになった・・って。
だって、以前も、若い女性が研修でみえた時、そう言ってらしたから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書類

2013-10-10 06:06:50 | 日記
今年度理事長交代となった福祉亭。
その手続きに書類が何通も必要で、押印も何か所も。
担当された事務方さんも、ふ~~ふ~~。
何度も、お伺いに登記所へ。
何度もやりなおしの押印ぐみさんたちも、まだなの~~と、またなの~~。
認印も認められない書類もあって、実印。
たかだかの零細NPO法人を、しっかり社会の一員として遇されている。
数か月にわたる作業で、やっと、なんとか、登記がすんだ。
登記がすむと同時に、その書類さまは、銀行通帳の名義人変更に、お出まし。

たいしたものです。
やかましい銀行窓口さんも、即了解して頂ける威力。
思いがけなかったことは、代表者証明より、履歴証明のほうを、丁寧にみられたこと。
へ~~。
プロの目は、確か。
「このみなさんの中から、代表者となられたんですね」と。
「はい」と答えられてよかった。
でも、身分証明の持参を忘れていたし、定期の通帳も忘れていたので、結局、2度も福祉亭に戻らないといけなかった。
理事会を控えているので、時間短縮のため、先に手続きに入っていてくださいと、お願いする。
でも、どうも、時間は、かかったので、書類がそろうまでは、取り掛かって頂けなかった様子。

前日、市役所への書類提出もあった。
その関連書類程度でも、ふ~~ふ~~言ってしまうけれど、登記所や銀行は、それの比では、なさげ。
なかなかのしっかりもの。
書類と押印がすべての世界・・ってものが、あることを学習させて頂きました、
その書類の重みも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝の夢

2013-10-09 05:31:27 | 日記
ボラさんが入院で、どうも、精神的に追い込まれている。
今朝、ふっと、見た夢。

一人で朝の立ち上げをしている。
なんとか、イス・テーブルが外に出た頃、三々五々いつもの福祉亭のボラさんたちがみえる。
買い物を手近の若い学生さんに頼み、さあ、調理。
すると、どんどんボラさんが増えて、厨房は、満員。
いつもゼッタイ!!のボラさんまで、ただのお手伝い状態。
あれ~~、今日のシフトじゃないのに???と、思う。

ボラさんのお孫ちゃんまで、厨房に入ってひしめいている。
買い物をしてくれたボラさんも到着し、さあ・・と。
お孫ちゃんを厨房から出すために抱いて、カウンターに出る。
あれっ?さっき、開けたはずのシャッターが閉まっている。
「どうしたの?せっかく開けたのに」と言う。
「開けると、手がかかるから・・」と、にこにこ新聞読んでいる所長さん。
もう!!「だめよ~~。もう、10時じゃない!!」と。
時計は、10時2分前でした。
「福祉亭が閉店したと思われるでしょ!!」
「みなさんが、心配なさるでしょ。」と、大声のワタシ。
でも、にこにこしながら。

もちろん、そこで目が覚めました。
なんだか、幸せな目覚めでした。
すぐ、むきになるワタシ。
きちんとしなくては、しっかりしなくては・・ばかり。
それを、男性ボラさんたちが、かわす。
あ・は・は・・・
ほんと、発想を変えればいいんですよね。
まあ、むきになっても、やれることは、しれているんです。
みんなで、楽しく福祉亭をやっていくことのほが、ず~~っと、大事。

そうそう、7年ぶりかなあ・・昨日夕方、公共放送のデイレクターさんとばったり公園どおりで。
今は、国際部。
おひげは、そのまま。
北朝鮮引き揚げのかたとのヒヤリングで、福祉亭を使ってくださったと。
そう!!それは、良かった。
福祉亭をとりあげてくださった撮影の時、お世話になったかたの号棟に黙とうに行かれたと。
その撮影で、取り上げてくださった他のみなさんの近況を一人ひとり尋ねてくださる。
もう、先に逝かれたかたはお二人。
大学生は、社会人。
扉を開けてくださらなかったかたとは、今は、ラウンジ友だち・・。

お伝えできることがあってよかった。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレー

2013-10-08 07:02:42 | 日記
「特製カレ」ーと、メニューに書く。
どう、特製??
レストランのカレーは、ルーがなめらか。
わこうどの特製は、ズッキーニも、インゲンも、もちろん、玉ねぎ、ニンジン、じゃがいもは、主役。
野菜は、有機。
それに加えてごぼうのきんぴらと、ポテサラ、大根のきんぴらも小鉢に。

生憎、ベテランボラさんがお休み。
それを、うっかり朝まで、失念。
「○○さんは?」と尋ねられる。
時計を見る。
9時35分。
35分・・それは??と思い始めて気が付く。
「そういえば、どこかお休みって、言ってらした。」
カレンダーを見る所長さん。
「あ~~、×になっている~!!」

だから、総出で、じゃがいもの皮剥きと、ごぼうの千切り。
やっても、やっても・・・
11時に、あっという間になってしまう。
やや・やっ・・・
とうとう、ごぼうは、もう(45人分の量としては)間に合うと思います・・と指示がある。
ほっ。
大鍋に集めてみる。
確かに、間に合う量。
みんなで、必死にやっているので、全体量が見えない。
しかも、ワタシは、電話に出たり、コーヒーいれたり、訪問者の応対したり・・。

ゆっくり、本当は、ハナシも聞いてあげないといけないニューハーフさん。
ずっと、臨死体験のハナシだの、もう亡くなったかたの寿命を当てたハナシだの、ご自分はあと2年の命のハナシだの・・
福祉亭の隅っこから、カウンターにいるワタシに話しかけてくる。
そのなんとも言えない鬱陶しさに、もお~!と、とうとう、聞こえないふり。

カレーは、上々の評判。
上出来!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お見舞い

2013-10-07 06:48:34 | 日記
ボラさんが突然入院。
金曜日あたりから、調子が悪い・・って、つぶやいておられた。
土曜日の昼前、今から医者に行くと連絡が入る。
交代要員で、福祉亭に行く。
エプロンの紐が結べない様子だった・・と。
みんなで、早く医者に行くように勧めた・・と。

しばらくすると、病院の紹介状を頂いて、大学病院へこれからと、なんとか元気なお顔で福祉亭に立ち寄ってくださる。
そのまま夜。
ご自宅にも電話がないと。
朝、ご家族が病院に。
やっと、様子がわかる。
細い血管が切れたと。
元気と。

夕方、病院に見舞う。
すっかり、病人姿で、ベットに。
思わず、笑ってしまう。
でも、元気。
やれやれ。
今年は、脳血管障害のボラさんが二人も。
先のボラさんは、なんとか、大した障がいもなく自宅療養中。
だから、おとなしく、患者をするように・・と、目ジカラで言う。
にこにこ顔。

大きな出血でなくて、よかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

短期記憶

2013-10-06 05:13:44 | 日記
ボラさんがお帰りになる時のこと。
「傘がない」
「立てて置いた傘が・・」と。
福祉亭は、お金や、なにやらは、なくならないのですが、どうも、傘が行方不明になる。
どんな?と尋ねる。
紺色で、こうこう・・と。
どこか別のところにでも??と、階段を見る。
紺色の傘。
これ?
う~~ん、ちがう・・と。
ふっと、ボラさんのバッグのそばに、傘・・
「あっ、それ!!」
笑顔で、お帰り。

もし、もし、しっかりしてくださいよ。
まあ~、よくあることなんですが。
ちょうど、居合わせた内科医先生に、「もの忘れと、認知症の短期記憶の喪失と、同じですか?」と、思わず質問。
傘を動かしている自分の行動を忘れてしまっている・・のは?と。
朝、傘立てに入れたご自分の行動は、記憶に残っている。

にこにこ顔で、「傘を忘れることは、多いでしょ・・」と内科医先生。
「こういうことも、短期記憶の喪失って、言いますか?」と、わたし。
「それを入れてしまうと、膨大になってしまうね・・」と。
認知症の症状として語られる『昔の記憶が鮮明で、直近の記憶がぼやける・・』のミニ版は、日常的に頻繁に起きる。
脳の多少の委縮もあり、身体の疲労もあるんでしょうね。
笑ってすませられるうちは、認知症って言わないような気がしますけどね。
海馬を鍛えるのは、な~~んと、筋トレらしいですよ。
おいっ、海馬、お前もか!!ってものですねえ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どきっ!!

2013-10-05 07:05:52 | 日記
定食の準備もメドがつき、ちょっとやれやれ・・の段階。
頂いたりんごのことが、どうも気になる。
だから、りんごを剥くことに。
厨房の中は、まだ、定食の天ぷらを揚げている。
最後の追い込み。
その喧噪から、離れて厨房外でりんごの皮剥き。
おやつ。
みんなで、おいしい!!
調理の手を捗らせる。

30分ほどして、厨房ドアの前に、なにやらお二人。
ちょうど、網戸のすぐそばで、洗い物中のワタシ。
ちょっと・・と、外のお一人。
はい・・と返事。
外に出てくるように・・と言う。
保健所のものですと。
おっ??
「さっき、ここで、りんごを剥いていたでしょ・・」と。
「はい」と答えつつ、お~~、これは、たいへん!!と、瞬時に状況を把握。
でも、「あの~、りんごは、私たちのおやつなんです。」
「もう、お腹の中に入ってしまいました。」と、事実そのままに。
そうか・・の表情のお相手。
「あの~~、パトロールですか?」
いや、パトロールではありません。たまたま、ここを通ったので・・と。
言葉を知らないワタシ。
たぶん、ぬきうち検査・・とか、言うのかも知れませんね。
どきっ!!

保健所の年に一度の講習には、必ず出席。
これは、義務づけられている。
出席するとステッカーをもらえる。
一年間、それを、張っておく。
11月にたぶん、講習があるので、その前の事前調査みたいなものだったのですかね。
とにかく、びっくり。

衛生管理は、ほんと~~に、大変です。
秋は、食中毒のシーズンですね。
厨房は、すぐ、汚れてしまうし・・
気温が、下がったからと言って、かなり蒸し暑いですし・・。
でも、しっかりやらざるをえません。

お二人がお帰りになった後、衛生管理の目で見慣れたもろもろをチェック。
そうそう・・、あわてて、厨房外のテーブルをあらためて拭き掃除。
ドア外の落ち葉も掃除。
ボラさんに笑われる。

日常を再点検!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お祝い

2013-10-04 07:04:17 | 日記
昨日は、お祝いの定食。
なんの?
だれの?
誕生日で~す。
大したことはできないのですが、日頃の感謝をこめて。

こんなフウに、「お誕生日のかたの定食!!」っていうのも、できたらいいなあ。
そしたら、福祉亭は、年がら年中・・お祝いかも!!
うれしいなあ。
今日は、誰・・と張り紙して、みんなで、お祝いするのっていいですよねえ。
知らないかたは、目が白黒なるかもしれませんね。

普段の定食は、おいしいか、そうでないか・・がものさし。
食事には、むか~~しから、ハレとケ・・というものがあるって、有機農業をテーマに、運動としてやられていたみなさんとのお付き合いの時期に教えて頂いた。
日本の食卓は、すっかり、ゆたかになり、ハレもケも、同じよう。
食べられるか、食べられないか・・が一番大切だった時代もありましたよね。
それも、そんなに大昔でもないですね。

定食が、トレーに残って厨房に戻ると、ちょっと、がっかりもするんですよ。
でも、それぞれのご体調があるので、しかたありません。
がまんして、食べて頂くのも、あまり健康的とはいえませんしね。
最近は、アレルギーというものも出てきていますし。
でも、いかにも、ぞんざいな食べ方のトレーは、ちょっと、情けなくなります。
食べることが大変だったムカシの家庭は、そういういことを、諌めていましたよね。
誡める空気は、日本中にありました。
子どもたちは、みんなそれを感じながら、育ったものです。
高齢期は、本当になにもかも、思うようには、なりません。
ご自分自身にとっても、周囲にとっても。

前期高齢者として、そろそろ一年のワタシ。
やっぱり、いろいろなことが起こります。
筋トレのつもりで、エイっと、イスを三脚持ち上げてみたら、即、手首を痛めました。
先輩たちは、その様子をみて、「一気にやったらダメ」と、助言してくださいました。
もう、とっくに、そんなこと経験ずみ!!・・と言外に。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンケート

2013-10-03 05:18:09 | 日記
先月30日締切のアンケート。
でどころは、厚労。
介護保険から自立と要支援1,2が枠外になる3年後、どう準備をしていくか・・と。
地域の受け皿の状況に対する内容。
7月のさわやかの研修でも、8月の国民会議で発表になる・・と。
心するように・・と。
準備をしておくように・・と。

9月の新潟では、もう、準備しているよ・・の声も耳に。
さすが!!
あんなこんなの流れにアンケート調査の件は、気にかけていた。
調査とりまとめ団体からも、30日しめきりです、よろしく・・と電話。
ところが、な~~んと、そのアンケートが、行方不明。
不思議。
周囲に尋ねても、不明。

福祉亭ができる生活支援なんてしれている。
だから、気にすることはない・・と思うけれど、世の中の大きな変化・・。
気になる。
とうとう、再度、取りまとめ団体から送ってもらうことに。
やっと、内容がわかる。
けれど、弱小NPO団体。
どうすりゃいいの・・

アンケートの内容も、そろそろ1億円規模になっているらしい介護保険事業を手掛ける団体でなければ、とてもじゃないけれど、答えられる内容ではない。
福祉亭なんぞは、はなから、圏外。
まあ、そういうことです。
圏外は、圏外としての途を淡々と。
かろうじて、アンケートに示されている地域包括ケアの図だけが、参考になる。
と・ほ・ほ・ほ・・



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食べ物屋

2013-10-02 03:04:10 | 日記
外の世界には宅配業者や、弁当屋、惣菜屋と、いろいろある。
駅前のたこ焼きやは、当初の人気の波が去り、とうとう撤退。
新しく唐揚げ屋がオープン。
職人さんが、板前さん風な姿で、テキパキと立ち働く。
何種類もの唐揚げと焼き鳥。
へ~~・・
胃がもたれやすいので、揚げ物はどうも苦手。
だから、まだ、試食もしない。

福祉亭の近くのスーパー前には、焼き鳥屋。
昨日は、たこ焼屋。
キッチンカーで。
台風の影響の雨で、お兄さんが、ヒマそうに店番。
商店街のおでんの屋台は、今夏の暑さもなんとか、乗り切り、相変わらずの賑わい。
へ~~・・

商店街の40年続いた寿司屋さんが、とうとう、先月末で閉店。
最初は、秋祭りの時、噂話で耳に。
えっ??
ある時、寿司屋の板さんに尋ねて、本当のことと・・知る。
つけで、通われたお馴染みさんもおられる。
子どもたちが小さい頃、母が上京してくると、必ず夜はお寿司の出前。
それも、特上。
大奮発。
そうすることが、あこがれだったのに。

あんなこんなの食べ物屋さん。
よく福祉亭が、続いている。
ボラさんみんなの努力。
ご利用者みんなの努力。
やっぱり、それは、すてき!!
すばらしい!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする