令和3年4月20日
重量品を熊本市まで輸送する仕事があり、積み下ろし作業に助手が必要なため力仕事は引越等でも証明済みの孫を連れて行くことにしました。
帰りにどこか温泉にでも立ち寄るかと問う。「以前テレビでやっていたサウナが有名なところに行こうか」と言うと大賛成。実は本人はサウナが大好きでそこに行きたかったという。スマホで調べるとこれから行く現場からも近い。それではそのサウナに行くことに決定。希望が湧いてきました。
仕事も順調に済ませました。
さあ、今度は温泉だ。サウナに行くぞ。
そのサウナの名前は「湯らっくす」住所は熊本市中央区本荘町722 電話番号は096-363-1126
今ではサウナ愛好家の間では「聖地」と呼ばれるようになっています。
市内中心部で熊本駅からも近いようです。建物は2階建て、駐車場は170台程度と広いが平日、午後にも拘らず満車状態、これでは室内もかなり混雑していることでしょう。方々を探し、ようやく駐車出来ました。
追伸
この話を聞いてわが社の人が連休に行ったそうです。
入場制限をしないので超満員。座るところもなく入浴もできず立って待つ人もありました。
さんざんでしたと困惑の表情でした。
行なら平日に限りますね。
まず第一に気づいたのは料金の安さ、料金は590円、日曜は690円、私の地元広島では750円ですから安いですね。温泉が出るからかな。タオルの購入代が250円(レンタルはありません)脱衣場も浴室も普通程度の広さ、むしろ狭い方かな。しかし綺麗な黒色系統で落ち着いた感じがしました。内装、木部も本物志向。照明も瞑想が楽しめるよう工夫されています。細かいところまで気が行き届いている。サウナ好きが金に糸目をつけずサウナの理想を追求して完成させた設備のように感じました。これが本物のフィンランドのサウナなのでしょう。
普通の浴槽の中に寝椅子が置かれてリラックスして寝れるようになっていました。よく考えています。
化粧用の「泥」が置いてあり顔パックで肌がきれいになりました。
サウナが3種類あります。
1、塩サウナは(大噴火瞑想サウナ大阿蘇)と名付けられていました。・・照明が暗くて落ちつき瞑想に適するように配慮。床面、床下から吹き出る蒸気が熱いのですぐに汗が噴き出てきます。いずれのサウナも本場のフィンランドそのままにしっかりした造りでした。
2、メディテーションサウナ
日本はもちろんアジアでも初、フィンランド風ロウリュウサウナ。
貴重なサウナストーブに水をかけると熱風が噴き出る。自分で調整できます。掛ける水が白樺の枝葉から染み出た液ですから香りがよい。上品なお茶の香りの様でした。
3、アウフグースサウナ
普通のサウナですが、定期的なサービスですが別料金(100円)別途必要。係員が大きなタオル等で扇いで熱風を送ると「爪の先まで暖まる」といわれるくらい、短時間で一気に汗をかき、病みつきになる方も多いという。
極め付きは水風呂、深さが153㎝から171㎝と深い。中央に天井から太いロープが下がりそれにしがみつく。打たせ湯のごとく天井から水が流れ落ちている。
体が温まっているせいか冷たく感じない。肌に心地よい。実にさわやかなのです。阿蘇の伏流水を地下200mからくみ上げている天然ミネラル水なのです。我々が入る通常の水風呂は肌を刺す冷たさを感じるがここでは全くない。不思議ですね。水が違うのです。ものすごーい。水のパワーを感じます。
因みに熊本市の水道水はこの阿蘇の地下水をくみ上げて使用している天然ミネラル水.羨ましいですね。私の知る限りでは石鎚山の麓、伊予西条市、富士山の麓の三島市も同様に伏流水を使用しており天然ミネラル水です。
我々はすぐ帰らなければならないので1階しか利用しませんでしたが別料金となりますが2階では仮眠室、食堂、漫画室、ヨガスタジオ等いろいろな施設があり一日中飽きないようです。
ホームページでご確認ください。
ともかく大満足でした。
行けばきっと大満足されること間違いありません。
私の温泉感は間違いありません。自信があります。
ただし気になったこと。
最近は「聖地」ともてはやされているためか平日でもこの混雑、日曜祭日、連休では浴場に限らず休憩室、仮眠室等も大混雑するのでは・・
ホームページでは宿泊等の予約も受け付けないとのこと。来てから確認して申込しなさいとのこと。入浴も混雑による入場制限はされていないようです。「三密」ということにあまり配慮されていないように思います。
過密という面からご不満が生じることを懸念しています。
サウナですから利用者は長時間滞在します。私も通常の倍以上いました。三密を避けるため入場人数を制限すれば待ち時間が長くなり、滞在時間を決めればゆっくりと入浴出来ない。人気ある施設の悩ましい問題です。
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