まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

自宅介護の限界等について

2021-12-28 23:33:46 | 日常

(この絵画はレイモン・ペイネの「森の恋人たち」というタイトルの作品です。この絵画のようにいつまでも仲良く添い遂げられたら良いのにね。そうあってほしいね。この絵は幸せの希望の灯です。)
令和3年12月27日
近所での出来事。私と年齢の変わらないご夫婦がおられます。仲の良いご夫婦でしたが最近奥様が少し認知症気味と聞いていました。先日大きな声で騒がしかったらしくてご近所の方が奥様が虐待されているのではと思い警察に通報され警察官が来て事情を聴かれるという出来事がありました。
3人の子供たちも全員男たちで独立され家庭を持っておられます。そのためご主人が一人で世話をされておられました。認知症も病気だと思えば優しく接しようと思いますがゆうことを聞かないとなぜわからないのだと腹立たしくなり言葉を荒げることもあったのでしょう。それが近所の人には虐待していると受け止められたのでしょう。
私のところでも80歳の娘が、102歳の母の介護をしている超老々介護です。昼間は良いのですが夜間には母のベットの傍添い寝をすることも多々あるようです。寝る前にはおしめパンツ履かせ、その中で済ますように言いますが何回言ってもできません。おもらしして夜具を汚したり自分でトイレに行こうとして失敗、そこら中に漏らしたり転倒すれば起こすのに何時間もかかるのですっかり寝不足で疲れ切っております。毎日が洗濯と掃除の大仕事、それに寝不足で疲れがたまっています。姉の方が体調が悪いので先生も母より姉の方があぶないと心配しておられます。
その母も9月末に体調を崩し先生から近親者を読んだ方が良いといわれ、近親者が集いそのつもりでお別れ会をしましたが、入院すると何とか持ち直しました。
入院して3か月になりますがすっかり表情が変わりました。

(3か月前はこのような表情でした。化粧をしているし、少しは歩いていましたから顔色も良い。)

(最近の写真、入れ歯をしていないので顎が落ちています。病院の食事もおかゆのようなものばかりですから痩せるのですかね)
病院の老人患者そのもの、痩せて顔も細くなり、少しボケもはじまり、寝たきりですからすっかり足の筋肉も落ちて枯れ木のように細くなりました。もう退院しても歩けないでしょう。自宅介護も無理でしょう。
コロナの影響で面会も1週間に2回のみ、時間は30分、この年末は12月25日から1月7日までお休みとなり面会できません。今までは毎日友達が訪れてにぎやかに過ごしていた人が、今はずーとねたきりですからぼけるのもむりありません。3か月でこの変わりよう。これでよかったのだろうかと自問しますが病気ですから仕方ありません。早くコロナが収まり毎日面会できるようになることを祈るばかりです。
でもこの表情の違いを見れば、大変だけれど自宅介護がいいのは明白ですね。でもね負担が大変ですが・・・何か良い方策はないものでしょうか。
人間、鍛えなければすぐに衰えるという見本のように感じました。

(頭を使うとすっきりします。まだ8級です。1日1から2問ですがそのうち早くできますよ。)
自宅介護であれば、皆と同じように食べ、友達とゲームをしたりおしゃべりできたのに。夜の介護の仕方良い方法がなかったのか後悔する事ばかりです。
認知症の対策、いろいろ勉強しましょう。とりあえず頭脳を働かせるために1から9までの数字を入れる「ナンプレ」が何となく効果があるように思います。
毎日、訓練のため時間を取りましょう。目標時間には遠く及びませんが脳活性化のため続けます。
コメント
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