「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2016 塚沢早池峰神楽門打ち

2016-07-28 11:42:44 | 郷土芸能

七月も明日で平日が終わりますが、梅雨明けは、いつになるんでしょう。

昨日も今日も、雨が降ったり止んだりで、湿度高め

こんな時、頭髪が寂しいと汗がかきやすいのでしょうか・・・笑

さて、話は24日(日)に戻り、塚沢神社例祭日

 

塚沢早池峰神楽の皆さんは午前中から地域内を門打ちするとのことで集合場所へ向い、同行。

 

今年は、、地区内の二年前回った地域が門打ち対象地域になるようです

 

子供たちも一緒に「神楽(しんがく)」

 

大人は前夜のお酒が残っているのか、お疲れモード

 

それでも、家の入口からは、ピシっと整列し、手平鉦と太鼓・笛を鳴らしながら・・・

 

各家々では、御花は勿論のこと、飲み物のサービス、そして子供たちにはお菓子を渡しますが、

ハロウィンと似ています。

 

そろそろアルコールも抜けてきたようです 笑

 

江戸時代の塚沢神社は地蔵堂と呼ばれていましたが、その地蔵堂が現在の地に移るはるか昔は、

この辺りに建物があったとのことです。

 

沢水が豊富なこの辺りの家には、少なからず、このようなものが今も活用されています

 

門打ちは10時から始まり、途中お昼休憩を挟んで、午後の2時頃まで

 

神楽のメンバーのお宅に寄ると、奥さん、息子さん夫婦、そしてお孫さんがお出迎え

皆さん、自然に笑みが・・・

 

門打ちが終わると、別当さんのお宅にて遅めのお昼(直会)

私は、ここで一時間ほど待ちぼうけとなり、

座敷で打ち鳴らしをした後、祭列を組み、神社へと向います

 

到着後、本殿廻りを三周し、神楽奉納

 

やがて、打ち鳴らし、そして神事にて終了です。

 

昨年は満開に近かった百合も、今年は、まだ咲き始めの塚沢地域

今回の収穫は、シンガーソングライター「あんべ光俊」さんのお祖母さんの家が神社のすぐ傍だと

教えて頂いたことかもしれません。笑