「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2015 (鞍迫)白山神社例祭

2015-07-13 10:45:58 | 郷土芸能

暑い日曜日、前日の宵宮で開始時間を聞いてしまったので、義理を欠くわけにも行かず 笑

 

例祭の出発場所となる「農村婦人の家」へ

昭和の香り漂うこの名前、おそらく農水省あたりの補助で当時建設したものと想像しますが、

そろそろ気の利いた名前に変えたら?などと勝手な話 笑

さて、写真には二柱の権現様 向って左が白山神社、右が鱒沢神楽

以前にも気にしていましたが、神社に備わっているのが白山で、

神楽は鱒沢という意味かと思っていましたが、どうやら違うようです

 

恒例により出発前に参加者全員での神事

 

後、二つのグループに分かれて、子供たちも参加しての下舞い

 

権現様のひとつは、こちら鱒沢神楽さん

 

もうひとつの白山神社は

 

田瀬ダム建設時に荒谷前に移転してきた方々が始められた白山神楽

東和町向田瀬の砥森神社の神楽を演じていた阿部精吾氏らによって始められたとのことです

ちなみに同じ経緯で始められたのが下鱒沢大畑の白石神楽とのこと 

 

舟渡橋を渡り

 

途中、JR荒谷前駅隣りの集会場で休憩後

 

神社へ

 

皆さんは休憩していますが、先回りする私には休憩がありません

飲みたいお茶は車の中です 笑

 

到着後、休まず神社の廻りを三周

 

鱒沢神楽奉納

 

白山神楽奉納

 

神事 杉木立の日陰で、私もやっと休憩 笑

寛文10年(1670)再建の本堂、三間四面の外側にある回廊にも軒を支える柱があり、

当初は茅葺だったものを平成10年に銅板葺きにしたようです

神職が直接管理していない神社の建物としては、遠野では大きいほうの建物だと思います

 

神事が続く中、境内では子供たちが思い々の時間を過ごし、中にはこんな親子も

「遠野時感」を感じる瞬間です

 

鱒沢神楽の権現舞

 

神事終了後、皆さんは直会と云うことで、撤収です 笑