「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

第4回 全国虎舞フェスティバル 第二弾

2014-03-24 15:59:54 | 郷土芸能

虎舞フェスティバル、前半の地元釜石の団体から次は隣町大槌町

 

向川原虎舞

 

手踊 りの「甚句」

 

釜石市鵜住居虎舞 青年会

笛吹の金男さんが参加するかと思ったが、今回は地元若手の皆さん

 

道化の方、今回はお面は付けずとも・・・・

 

傘を使う甚句の前に、豊年舞

この鵜住居虎舞には、虎の舞う主要演目の他に多くの手踊りがあるようで、

今回の豊年舞とうさぎ舞は、遠野の南部ばやしにも演目として残っている団体があり、

その伝承ルートが以前から非常に気になっている

 

ゲスト・・・宮城県 中新田(なかにいだ)火伏せの虎舞保存会

ご覧のように消防団が伝承活動の主役

 

寝覚めの舞

踊りもリズムも恰好も違うのだが、中でも太鼓のバチ?は、はじめて見るタイプ

 

北は青森、岩手、宮城、そして、横須賀、下田、飛んで、松山と

港町に伝承している虎舞だが、中新田は内陸

保存会の名前のとおり火伏せ祈願のために始まったとのこと

 

踊りの後は、神楽と同じようにカミカミして回る

「雲は龍に従い、風は虎に従う」と云う「易経」の言葉から、風を嫌う火防の象徴としての中新田の虎に対して

風に左右される船を操る海の民としての三陸の虎

なかなか面白いものだ

つづく