フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

台風去る/ななつ星発車

2013-10-16 12:21:51 | 時事トピックス

   「10年に一度の大型台風」と言われた台風26号が、首都圏を暴風雨圏に巻き込み房総半島をかすめて過ぎ去った。恐れたほどの被害にはならなかったようだが、伊豆大島では観測史上最高の大雨を記録したと報じられている。とにかく最近は「史上最高」とか「経験したことがないような」と修飾語の付く異常気象が多い。これからも「想像を絶する」とか「人智の及ばない」とかいう異常な気象現象が起こりそうな予感がする。
   駿河湾大地震や南海・東南海大地震なども予測されているし、日本は天地異変の危機に曝されている。そればかりではない。福島第一原発の実態が明るみに出るに従って、核の恐怖も押し寄せて来ている。これらはいずれも科学技術の進歩では追いつきそうもない問題である。だが、せめて原発の”人災”だけは人間自身の責任で無くさなくてはならないと思う。

   今JR九州の超豪華寝台列車「ななつ星」が話題になっている。昨日、その初運行の第一便が博多駅を出発した。3泊4日、2人1室で76万~110万円という。運行前から話題を呼び、車内施設等の豪華さが紹介されて来たが、列車は在来線上を走るだけで目新しい絶景を眺められるわけでもなく、車内での極上の時間・空間をエンジョイしてもらおうという趣向らしい。例えば、寿司職人が乗り込んで食事の寿司を握るとか、バイオリンやピアノのライブ演奏をするとか書いてあった。
   これまでも「カシオペア」(上野―札幌間)や「トワイライトエクスプレス」(大阪ー札幌間)などの豪華寝台列車はあったが、格が違うというのか話題性が違い、首都圏の富裕層を中心に何十倍もの応募倍率で来年の6月だか7月まで売り切れだと言う。
   私は鉄道マニアでもないからよく分からないが、JR九州の車輌には他にない特徴が感じられる。特に、前号で「SL人吉」の客席の様子を紹介したように木を使ったぬくもりのある内装が心地よい。車輌に大変”気を使っている”(木を使っている)ことが感じ取れるのだ。本州の旅客に人気のある特急「ゆふいんの森」などその良い例であるように思うが、今回はその粋を尽くしたものなのであろうか。


[今日の花] 

   
              シオン紫苑:キク科)                 シュメイギク秋明菊:キンポウゲ科)

   
       シュクシャ縮砂:ショウガ科)        ハクチョウソウ白蝶草:アカバナ科)

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