フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

大雪被害/五輪感動続く

2014-02-19 16:56:38 | 時事トピックス

   2週にわたる大雪で各地に深刻な被害が出ている。東京ではちょっと雪が積もると通行者が足を滑らせてケガをしたり、交通網が混乱したりしてすぐニュースになるが、今回は広範囲にわたる記録的な大雪である。各地の鉄道や幹線道路が不通になったり、雪崩や雪かきで多くの死者が出たり、村落ごと雪の中に閉じ込められたりした。また野菜を中心に食品が品不足となり、値上がりしているという。高速道路や国道で何キロ、何百台もの車が動けなくなった光景がニュースになり、車の中に閉じ込められ寒さや飢えにじっと耐えながら動けるのを待つ姿が紹介されている。特に山梨県は県外に通じる鉄道や道路が遮断されて県全体が雪の中に孤立するという深刻な状況になったらしい。
  
   ところが、時あたかもソチ五輪の真っ最中。ネット上では、マスコミは日本人選手の活躍の報道に力が入って大雪の被害をちゃんと報道していない、と批判の声が上がっていると聞く。テレビ局はずっと前から中継放送の割り当てが決まっているのでその枠を変えることができず、中でも公共放送であるNHKに批判の矢が向けられているようだ。
   確かに五輪に於ける日本人選手の活躍は国民の気持ちを鼓舞するものであるけれど、どのチャンネルを回しても(多分どの新聞を見ても)同じネタを取り上げて「感動の押し売り」(最近こんな言葉が使われている)をしていると言われても仕方がない。

   ・・・というところであるが、また「感動」の話である。
   スキー・ジャンプ団体で3位となり長野五輪の金メダル以来4大会(16年)ぶりのメダル獲得となった。葛西紀明選手がケガでメンバーを外れた長野での屈辱が今日の快挙のモチベーションになっていると言うが、団体ではその葛西選手が絶体のエースとして他の3人のメンバーを引っ張った。私は葛西選手が銀メダルを取ったラージヒルを観たとき、日本の4選手合計の成績は国別ではトップではないかと思った。メダルはかなり可能性が高いはずだった。しかし後で内情はそうではなかったことを知った。1番手を担った最若手の清水選手は難病と思われる高熱で1月に入院、2番手竹内選手は腰痛、そして3番手の伊東選手は膝を痛めている。満身創痍の3人のメンバーを率い、そして「彼らに何としてもメダルを取らせてやりたい」という葛西リーダーの強い決意がチーム一丸となったメダル獲得の最大の要因と言えそうだ。宿願の個人銀メダルを取った時ははしゃいでいた葛西選手が今度は大泣きをしていた。共感を誘う涙であった。

[雪かき]

   雪かきの経験がなくもないので、見た目よりずっと重労働であることを知っている。この度の2週にわたる大雪でも雪かきをしたが、まあ無理もせず軽度のものだ。

   前回は駐車場の我が車の周りの雪を除けた。但し、雪かきはこの写真の翌日。雪はかなり解けて嵩が少なくなっていたが・・・。

続いて今週、小学校の安全見守りの当番に就いている時に、先生方のお手伝いとして。下左=登校時間前に先生方が児童たちが滑らないように校門から通路を除雪。 中=校庭にはこの通りの積雪が 右=私も加勢した校内通路の除雪でこの通り

     

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 葛西選手の快挙に賞賛と驚き | トップ | ブログ4年目に当たり/衝撃... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事トピックス」カテゴリの最新記事