フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

話題拾い集め

2013-02-03 10:46:52 | 時事トピックス

   今日は節分、そして明日が立春である。暦の上では”春”になり、昨日は全国的に気温が20度以上を記録する陽気になったものの、本格的な春はまだまだ先になろう。 

   一昨日、テレビをつけたら報道番組で頭丸坊主のような女の子が何か喋っていた。始め私は若いアイドルのちょっと奇抜なヘアスタイルなのかと思ったら、涙声で謝っている様子であった。画面が変わってそれはAKBのメンバーの一人が恋愛スキャンダルを詫びたUチューブへの投稿の画像と分かった。これについては「丸坊主にしてまで謝罪するのは行き過ぎだ」とか、「そこまでするのは可哀そう。許してあげるべき」などとテレビや新聞で話題になっている。確かに異例の謝罪映像ではあり純真さを感じるものの、AKBなどに無関心な私には”お騒がせ”としか映らなかった。

   「遼君」こと男子ゴルフの石川遼選手の不振が日本のゴルフファンの心配を呼んでいる。今シーズンからアメリカのツアーに本格参戦して、現在開幕から3戦連続予選落ちの成績である。当の遼君に言わせれば「本場で戦うことができる技術、特にスイング改造の試行錯誤中」とのことらしい。恵まれた素質と早熟の技術で一躍日本ゴルフ界のスターにのし上がったが、本人はそれに全く満足することなく上(米ツアーでの一流選手)を目指していることは見て取れる。日本の期待の星のアメリカでの実績を心待ちにしているファンも多いことであろうが、「急がば回れ」で求める道をじっくり究めて欲しいと私などは思うのである。

   今朝の新聞の読者の声欄に「買い替え誘導は不愉快だ」という投書が載っていた。「長年使っている携帯電話の調子が悪くなったので、家電量販店に行ったら売り場にはスマートフォンばかりで携帯は2種類しかない。店員もスマホばかりを奨めるが、何も買わずに店を出た 」とあった。私も先月携帯を買い替えたばかりで、このことはよく分かる。ドコモショップに行ったら冊子にはスマホの機種が何十と載っているのに対し、携帯はたった4機種しかなかった。たまたま私が相談した店員さんが私の携帯の利用料金の実績を調べて、「お客様の利用状況からするとスマホをお奨めはできませんね」と言ってくれたが、「売らんかな」の店ではそうはならなかったと思う。投書者は私と全く同年代の方であり、家の外でインターネットを使うことも余りないであろうし、スマホは機能大過剰、高コストである。私はインターネットはパソコンでやるのだし、買い替えた携帯が前の物と比べものにならないほど多機能なので満足をしているところである。

   今、中国の深刻な大気汚染が大きな話題になっている。中国国内にとどまらず、汚染物質が日本にも飛来して影響がでることも懸念されている。中国では社会不安に陥るような事象や事件は当局が報道を規制して隠蔽することがまかり通っているが、目に明らかに見える大気の汚染状態は覆い隠しようがない。しかしやはりそこは中国、当初は「軽度の汚染」と発表していたのだ。ところが北京のアメリカ大使館が汚染警報を発したため、市民がセンセーションを起こし、文字通り”目に余る”大気の汚染が社会問題に発展している。
   米国は外国に在留中の自国民の安全を守るための危機管理が徹底している。福島原発事故の際も、日本政府が発表した避難勧告と異なる独自の勧告を発したが、今回も在留米国人に北京政府の思惑とは違う厳しい警報を出したのであった。
   日本でもかつてはそうであったように、環境汚染を無視した産業経済の発展に突っ走ったツケが今中国にも回って来たのだ。(戦後の)日本より人命が軽視されている中国の風土と隠蔽体質の政府、大気汚染を初めとする公害の撲滅はそれこそ中国の故事「河清百年をまつ」ことになるのではないかと案じられる。


[井之頭公園 冬の夕景]

 
  昨日はこの時期異例のポカポカ陽気になったが、井之頭公園の夕景は春を密かに待ちわびるように静寂感が漂っている。

    

   

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