東京地方では14日に開花宣言が出たばかりの昨日(17日)、いつもの安全見守り活動の小学校の庭では古木の桜(ソメイヨシノ)がほぼ満開かと思われるくらいに咲いていた。前回当番の時(12日)には全く開花に気がつかなかった。構内はくまなく巡回しているし、校庭でも目立つ場所にあるので見逃すことはないはずだが。開花宣言の後、気温が高かったせいであろう。先ほどテレビのモーニングショーでは東京の桜の名所、千鳥ヶ淵の光景が紹介されていた。
学校構内ではウメやアンズの花が散り、代わってサクラのほかハナカイドウの蕾が膨らんでチラホラ花も開いている。校舎の脇や裏に回ると、タンポポやナズナ、ヒメオドリコソウなどの野花が勢いよくそれぞれの陣地を広げているところである。
写真左が一気に開花した校庭の桜(ソメイヨシノ)であるが、樹齢は優に70年を超え老木もいいところなのだ。写真右は角度を変えて見たところだが、このように近年は幹の上半分や大きな枝が切り取られて痛々しい姿であり、何か最後の力を振り絞って花を咲かせているようにも見える。
そういえばこの桜の樹齢と私の年齢がほぼ同じと思いついた。私に対して「アンタも老いぼれてばかりでなく、元気をだしたら!」と問いかけているのかもしれない。ぼんやりしてはいられないナ・・