新型コロナ感染症予防の決定打となる期待のワクチンの輸入が始まったのだが、優先的に接種が受けられるはずの高齢者の私はいつになったら受けられるのだろうか。
日本はワクチンの開発では後進国。海外メーカーからの供給に頼るばかりだが、1億何千万回分(但し一人2回の接種が必要)確保したとの朗報が入ったものの、やれ副作用の有無が確認されていないだの、やれ零下75度前後で保管するサプライチェーンが整っていないだの、そもそも肝心の接種できるスタッフが確保できないだの・・この状態だともうコロナ感染が一応の終息状態になってから「はい、お待ちどうさま。これから順次接種を受けていただきます」なんてことになりかねない。ヨーロッパではもう既に多くの市民が接種を受けているというのに、やはり日本はワクチン後進国なのだろう。
一昨日(1日)いつもの血圧の薬をもらいに行った医師が言うには、低温保存の設備が必要だし、1アンプルが5人分なので(小さな)町の開業医ではワクチン接種は出来ないとのことであった。
結果として昨年内にワクチン接種体制が整わなかったことが東京オリ・パラ大会の中止の決定打になるのではないかと危惧する。
3月に入った。1日は「春到来!」というポカポカ陽気であったが、一転2日はひどい雨の後冷え込み、今日も風の冷たい一日となった。その中で今日はいつもの小学校の安全見守り当番で校庭に立った。そして校庭ではあちこちで”春”が来ていた。と共に持病の花粉症の方もやって来た。コロナでずっとマスクをしていたので今年は花粉症にならないのではと思ったけれど、敵は実に律儀なものだ。今日は風の中に立っていたせいもあるのだろう、目が痒いしマスクの内側が鼻水で濡れた。こちらはコロナウィルスよりしぶといようなのだ。
写真上はジンチョウゲ(左=白、右=赤紫)、左下はハクモクレン、右下はユキヤナギ