陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

季題 榠樝の実

2022年10月12日 | nonoka

ウォーキングいていたら榠樝の実を見っけ。
あまりいびつではないが多分榠樝の実だ。

近づいて匂いを嗅げば解るのだろうけれど
人がまあ良く通る道なので、変なおじさんが
いると通報されても困のでやめておいた笑。
しかしこんな低木の榠樝を見るのも珍しい。
いつもは高い榠樝の木を見ることが多かった。
青空の高さに見つける榠樝の実が結構好きである。

以前、落ちていた榠樝の実を食卓に飾っていたら
良い香りがしてなんだか癒しになった。
時間が立つと少々べたつく感じにはなったが。
この榠樝の実、生食には適さないが、煮たり
砂糖漬けにしたり、かりん酒にしたり、また
のど飴になったり万能の実なのである。

いびつな榠樝ちゃんは、どこか憎めない
うい奴でありまするぞなもし。

榠樝の実空を歪(いびつ)にしてをりぬ
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陶芸と俳句のコラボ

2022年10月11日 | slow culture

あべのハルカスで開催されている
陶芸家であり俳人であられるお方の
作品展示会を訪問。

陶芸作家でありホトトギス同人である
木暮陶句郎さんは群馬県の伊香保温泉を拠点として
活動されておられる。伊香保焼陶句郎窯の
開窯25周年、ホトトギス巻頭記念と銘打たれた
個展は関西では初めての開催という。
作者の句風と同じく、繊細な感覚を感じさせる
作品群。俳句と陶器の素敵なコラボレーション
であった。

大阪でもミナミでの開催。ミナミの人は
気に入れば個人でぱっと買ってくれる。
そんな気質の人が多いと思う。「値切られますか」
と聞いたらそれはないとのこと笑
これを機会に関西でも繋がりができることを
願って会場を後にした。

ご成功をお祈りしております。

 


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うまいもの選 御影のビスキュイ

2022年10月10日 | slow gourmet

フレンチ・ビスキュイを買いに、御影の
山手幹線沿いにあるマモンエフィーユへ。

この店はごくたまに利用するのだが
今回はお土産にビスキュイを買おうと思い
開店早々に訪れた。昼頃に行ってもいつも
売り切れている人気ビスケットである。

開店早々に行ったのは初めてであった。
すっと買えるだろうと高を括っていたのだが
行ってみたら驚き。何ともう十四、五人ばかりの
先客が列をなして並んでいるではないか。
狭い店内には順番に一定の人数ごとに案内された。
三巡目にやっと店内へ案内されたのだが、人気の
フレンチ・ビスキュイの缶入りは、もうその時点で
あと3缶のみであった。かろうじてセーフ!

ここのビスキュイはフランスの昔ながらの
レシピに基づいて作られた本格ビスキュイとか。
ビスケットである。材料は上質な発酵バターと
小麦粉に卵そして砂糖のみ。この御影界隈には
美味しいお菓子屋さんやパン屋さんが案外あるので
お土産を探すのには近く便利である。
マドレーヌも美味しかったです。

■Maman et Fille マモン・エ・フィーユ
神戸市東灘区御影2-34-20グレイスリー御影 1F
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駅の風景 あおによし

2022年10月08日 | slow culture

近鉄電車奈良線の「学園前」駅。
この日は事故でダイヤが乱れていた。
三宮行の快速急行に乗るつもりが
その事故の影響で、いつも乗る列車は
一本間引かれてしまったようであった。

神戸に帰るにはこの快速急行に乗るのが
一番早い。以前は来た電車の乗れば、早く
帰れるだろうと思って、準急などに乗った
ことがあるのだが、これが全然駄目だった。
少々待っても神戸まで帰るなら、三宮行の
快速急行に乗るのが一番早くて楽で便利なのだ。

事故だからしょうがない。ここは諦めて
次の快速急行が来るのを待っていたら
そのお蔭で特急の「あおによし」に出合うことが
できた。停車したのでこれはチャンスとばかり
撮り鉄よろしく写真を撮って、発車までの間しばし
そのチョコ色の車体や車内のインテリアを眺めた。

この「あおによし」は2022年4月にデビューした
大阪、奈良、京都を結ぶ観光特急である。
学園前駅にも停まるとは知らなかった。
後で調べてみると、どうやらこの「あおによし」は
15:20京都駅発の第六便で、16:10に学園前停車
とあった。私はまだ乗ったことはないが、いつか
絶対に乗るつもりである。ただこれからの紅葉の時期は
京都行なんてなかなか予約が取れないだろうね。

古都結ぶ特急でゆく紅葉狩
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季題 秋冷

2022年10月06日 | slow life

今日の東京は日中の最高気温が14.1℃だったとか。
12月上旬並みの気温という。こちら神戸では
最高気温は21℃。東京ほどではないが、ぐっと
気温が一気に下がった。まさに秋冷である。

秋冷とは「冷やか」という季題の傍題。
秋になって何となく感ずる冷気とある。しかし
今日は何となくと云うレベルではなくはっきりと
肌寒いという一日であったが、私はこれ位の
肌寒さの方がいい感じで性に合っている。
人によってはストーブを炊きたいという人も
いるかもしれないが。私は元々が暑がりなので
ちょうどいい感じであった。さて
秋は文学に親しむ季節でもある。しからば詩人よ!
俳人たちよ!書を捨てて外に出ようではないか!

秋冷を押しのけてゆくウォーキング
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わたしの酒呑録 春鹿超辛口

2022年10月05日 | eau de vie

とある佳人から日本酒を頂きました。
何でも奈良の件の酒蔵を訪問されたそうです。
利き酒をされたのでしょう。
パインのような芳香のお酒だったとのこと。

酒蔵の雰囲気いいですね。大好きです。
特にあの小暗くひんやりした感じが好きなのです。
ただ、そこで呑む酒はあまり好きではありません。
勿論出来立てのお酒を味わえるので楽しいのですが
やはり私は、ゆったりと出て来る料理に合わせて呑む。
そんな雰囲気の中での日本酒が好きなのです。
酒蔵での試飲とか利き酒は、ついつい酒ばかり
飲んでしまうので何だか味気ないのです。

春鹿はお気に入りの銘柄のひとつです。
この超辛口は、春鹿の中でも、最も人気の
全国で有名なよく見かける銘柄ですが
実は今までに呑んだ記憶がありませんでした。
燈台下暗しでした。

春鹿の中でもしっかりした味わいの酒でした。
ただ、超辛口と云うほど辛口とは思わなかった。
どちらかというと旨口でした。やはり紹介の
コメントを見ると辛口でありながらも、まろみと
旨味とありました。然りだなと思います。

逍遥の古都の一と日に利く新酒



ごちそうさまでした。

■(株)今西清兵衛商店
奈良市福智院町24-1
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季題 野菊

2022年10月04日 | nonoka

野菊は秋・十月の候に載る季題である。

野生の菊の総称とある。野紺菊は紫。
油菊は黄色。うす紫は嫁菜の花も
含まれるという。野路菊は兵庫県の花だ。
山陽電車「大塩」駅で降りて山に向かうと
野路菊の群生地がある。野生ではないけれど
大切に育てた野路菊の群生地だ。

野菊と云えばやはり『野菊の墓」かな。

野菊晴明日にはあすの風が吹く



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わたしの酒呑録 テンプラニィーニョ

2022年10月03日 | eau de vie

十月になったというのに蒸し暑い日がつづく。
今週は雨模様となって後半には一気に気温が
下がるらしい。こう気温差があると体調管理が
難しい。油断すると体調が崩れてしまう。

この秋は色々と行事があって集まりも色々ある。
コロナに罹患しないようにしながら、それらを
こなしてゆかねばならなぬ。まあ毎日が暇より
マシかなとは思うけれど、それはそれで
少なからずプレッシャーも感じる日々である。

久々にワイン、セパージュはテンプラニィーニョを。
オーガニックワインである。
オーガニックでも美味しいものもあれば
そうでないものもある。オーガニックだからと
言って過信は禁物である。まあ私が普段飲むのは
バンドペイ、いわゆるテーブルワインなので
品質に当たり外れがどうしてもある。幸いにも
今回買ったワインは私好みのテイストであった。
このラベルを覚えておかねばならない。

“赤い果実やローズマリー、リコリスの甘く
スパイシーで洗練された香りが特徴です。”
ふむふむ。

■メスタ テンプラニィーニョ オーガニック
スペイン、輸入:メルシャン
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