陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

昨今の事件に思うこと

2022年10月17日 | tete a tete

自殺請負人のような存在を知らしめる事件が
相次いでニュースとなっている。

自殺願望の人と自殺ほう助の人の出会いが
いとも簡単に成立してしまう時代になったのか?
ひと昔前なら考えられないことが、今の時代
SNSと云うツールで可能になってしまった。
何とも恐ろしい世の中になったものである。
死にたい人を手伝いたい人が確かにいる。
そのことがとても不気味で恐ろしい。

仙台のいろは横丁で見つけた看板。
駈け込み寺である。行き場のない人が
駈け込む。いわば最後のセーフティネットだ。
行政の支援もあるだろうが、多くは
心ある人たちによって、ボランティアで
運営されているのだろうと思う。

だがしかし前述のようなマッチングが
SNSで容易く成立してしまうのなら
このような施設は存在意義を失くして
しまわないだろうか?

駈け込み寺のような所に頼るのではなく
SNSで知り合った人を頼ってしまう。

SNS上でただ話を聞いてくれるというだけで
心を許してしまう。私の世代では、小さい頃に
親からは知らない人には決してついてゆくな
といつも言われていたものだ。
そんな世代から見れば、昨今のSNS絡みの事件は
何とも不可解でアンビリーバブルなのである。

それだけ現代の若い人たちは、孤独感に
苛まされているということなのだろうか。
孤独や寂しさはこうまで人を無防備にさせて
しまうのだろうか?やるせない思いがする。
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