今日はバレンタインデーであった。
会社帰りに寄ったそごうデパ地下は
多くの女性たちで賑わっていた。
思えば、私はこの日に、所謂本命チョコを
貰った記憶がない。あまり縁のない日である。
今年はとある佳人から
ウィスキーボンボンチョコを頂いた。
七十代のマドンナからのバレンタインだ。
ウィスキーボンボン。なんて久しぶりだろう。
小さい頃はこのチョコが苦手だったが。
これは所謂、義理チョコというやつである。
しかし例え義理チョコであっても、このギフトには
その人の思いが確と込められいる。その意を汲むのも
この年齢ならではの心の機微というやつだ。
バレンタインデーとはギフトデーである。そして
それぞれの年代で贈る心というのが存在する。
若い人なら恋愛の感情を伝えるギフトであり
若い夫婦なら愛情を伝えるギフトかもしれない。
もっと年齢を積むと、それは人間関係の潤滑油かも。
要はそのチョコに込めらたその人の心を
ちゃんと受け取ることが大事なのだと思う。
そして自分に向けられたそのお気持ちを
大切にすること。自分に向けられた温もり。
そこにはやはり愛がある。どんな形の愛であれ
バレンタインはさまざまな愛を伝える場なのだ。
ちなみに、家内からのバレンタインギフトは
チョコレートケーキであった。
愛といふ温さもバレンタインの日