5月16日、近畿地方梅雨入り報が流れた。
平年より21日早く、1951年の統計開始以来
最も早い梅雨入りであるという。
今日は雨雲が低く垂れこめて梅雨らしい
一と日であった。こんな日はただぼーっと
窓の外を眺めているのが好きである。
さて雨の日は何故かゆっくり新聞を読む。
今日の日経新聞の一面記事。
「K字経済」という言葉が出現した。
格差の二極化を示す言葉である。
アメリカでは3月の宝石販売が前年同月比で
約二倍に拡大。反面、3月の家賃滞納者は
約一千万世帯と借り手の約2割だと言う。
富裕層は株高で恩恵を受け、低所得者層は
コロナで失業、家賃も払えないという風に
二極化が顕著になっているのだ。
日本でも非正規社員の比率が高い飲食や
サービス業で雇用調整が進んでいる。
その非正規の3分の2が女性で、平均給与は
正社員の3分の1だと言う。日経のトップ記事
その見出しは「富の偏在 回復に危うさー
格差固定で持続に影」である。
経済格差が教育格差となっている現実。
最近テレビではクイズ番組などで、やたら東大生が
もてはやされている。その東大生の親の所得は
とっくに年収1千万円を超えている。
昭和の時代はみんな貧しくて、それなりにみんな
幸せだったように思う。今のこんな世の中
誰もがいい訳がないと思ってるのではないか?