書寫山圓教寺、やっと大講堂、食堂(じきどう)に着く。
ハリウッド映画「ラストサムライ」やNHK大河ドラマ
「軍師官兵衛」のロケ地としても有名な処である。
しかし映画の撮影テクニックというのはさすがだ。
この地が映画になるととても神秘的でさえある。
実際に立ってみるとやはり映画のような感じではない。
つくづく映画はフィクションなんだなと思ってしまう。
食堂では写経ができるスペースがあった。
此処で心静かに木立を眺めながら
写経に精神を集中するのもいいだろうなと思う。
さてこれで私は書写山に行くという
ささやかな本懐を遂げたのであるが
それにしてもロープウェイも車の無い時代
こんな山頂によくもまあこんな壮大な建築物を
建てたものである。昔の人はつくづく凄い。
勿論スカイツリーや超高層ビルを建てたりと
現代人も負けず劣らず凄いのであるが。
要は人間の力は凄いということなのだ。