毎朝平和記念公園を横切って通勤している。
原爆慰霊碑には花が絶えることがない。
きっと人類が存続するかぎり続くのだろう。
美しい花たち…。
それこそはこの都市が自らに課した使命の
未来永劫への宣誓の証なのだろうか。
通勤の毎朝、この時間、慰霊碑の前には
すでに各地からやってきた人たちの
一群に遭遇する。手を合わせ
ガイドの話を聞きそして記念写真を撮る人たち。
この二十日あまりの日々の暮らしの中で
私が唯一世界都市広島を実感するときだ。
原爆で広島は、日本の都市の中でも
東京、京都と並ぶ知名度を得たが
その強烈なイメージゆえ、都市としての
新たな方向性を打ち出しにくくなっていると聞く
それを負の遺産と称する方もいた。
そのことを忘れることなく、今後は
私が見て感じた日常の広島を
徒然にそして有態に
書き綴ってみようと思います。
乞うご期待!