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陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

島旅 リゾートアイランド

2023年04月16日 | slow journey

石垣空港からタクシーで今回ステイするANAインターコンチネンタル石垣リゾートへ。

リゾートアイランドの旅の始まり。ホテルはオーシャンビューの最上階7階である。先週までは天候不順だったそうだが、訪れた日からはお天気に恵まれた。やはりこちらはもう夏である。ホテルのプールやビーチではもう泳いでいる人もいる。欧米系の旅行者もちらほら見かける。アジア系の旅行者は見かけなかった。

メインイベントは結婚式だが、それ以外はフリー。さて滞在の四日間、何をして過ごそうかな?

やはり南の島にはハイビスカスが良く似合います。

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神戸・関空ベイシャトルに乗る

2023年04月15日 | slow journey

関西国際空港への移動で、初めて海路のベイシャトルを利用した。目的地への直行便が関空からしか発着していないので関空を利用したのであるが、このベイシャトルはとても便利であった。

このシャトル便だがまず予約も決済もスマホで出来る。QRコードが発券されるのでこれで乗船手続きもできる。ちなみに飛行機もこの4月から利用するANAがオンラインチェックインとなった。スマホに馴れた世代にはコンビニエンス性があがって利用しやすくなった。私の世代ではまだ対応できるが、ただネットに不慣れな後期高齢者にはかなりハードルが高いかもしれない。というかほとんど無理かも?いつの時代でも技術革新で取り残されるのは高齢者である。

シャトル便の良さは大きく二点。何よりまず自家用車で神戸空港北の乗り場まで行けて、往復利用すれば駐車場が無料で利用できること。次に何と言っても関空まで海路は最短距離なので30分で行けること。これが魅力だったので利用したのであるが、なるほど神戸方面から関空へ行くのはこの船便、非常に使い勝手が良いと思った。神戸から海外に行く人は何日も無料で駐車場に車を置けるのでお薦めだろう。国内線利用であっても数日間の旅程では、伊丹や神戸空港を利用するよりは関空を利用して移動する人も結構あるのではないか?関空へは桟橋からバスで空港まで移動となるが接続しているので不便は感じない。旅行者にとって帰路はお土産などの荷物が多くなるし疲れているので、車のある人は家までたどり着けるのはありがたいものである。

さて関空から一路、とある所用で南の島に向かいました。

つづく。

 

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駅の風景 尼ヶ辻の古墳

2023年02月09日 | slow journey

奈良公園から東大寺。飛火野、浮見堂から
猿沢の池、そしてならまちをちい散歩して
また近鉄奈良駅へ。そこから大和西大寺駅で下車。

この大和西大寺駅は、かの元首相の暗殺事件で
全国的に一躍有名な駅になってしまった。
駅から垣間見るあの場所は工事中のようであった。
静かに黙とうをしてご冥福をお祈りする。

あの日、あの時、予定を変えずに帰京していたら
あんな事件は起こらなかったのだと思うと
そしてそれは自分のためにではなく人のために
起こした行動の結果であるということを鑑みても
何か人生には時として抗えない運命というものが
存在するのだと感じざるを得ない。そしてその後
あの事件は予期せぬ展開を見せる。運命とは
必然と偶然の複雑な綾模様のようなものなのだな。

そんな思いに駆られながら、西大寺駅から
橿原神宮行に番線を変えて乗り換える。
ひと駅めの尼ヶ辻で降りた。駅は無人であった。

そこから地図を頼りにある店を目指して歩く。
古墳が目印である。踏切を渡って少し歩くと
古墳が見えてきた。
この古墳は垂仁天皇陵で宝来山古墳と言う。
全長約227メートル、周囲は濠である。
数羽、水鳥たちが憩っていた。
古墳時代初め(5世紀初め)の前方後円墳で
御陵に寄り添うように浮かぶ小さな島は
天皇の死を哀しみあとを追うように死んで
いった田道間守(たじまのもり)の墓と
伝えられているとガイドにあった。

古墳を左手に見ながら添うように歩く。静かだ。
民家も平屋建てが多くて、空がとても広く感じる。
帰りも夜道を歩いたが、星空がすごく近くて
まるで時代をさかのぼったようなそんな錯覚に
陥ってしまった。飛鳥天平の時代はきっと
こんな静かな星空が広がっていたのだろうな。

それにしてもひと駅ゆけば、奈良には
こんな由緒ある古墳の町がある。
この近くにはあの唐招提寺もあった。
今回は時間がなくて行けないが
またいつかは訪ねてみたい。

二十分ほど歩いて、閑静な住宅街の中に入る。
町名板を辿りつつ今回のお目当ての邸へ。
看板もない普通の民家であるが見つかった。
ベルを押す。若女将とやや盛りを過ぎた
臘梅が私たちを迎えてくれた。



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早春の奈良へ

2023年02月08日 | slow journey

早春の奈良にゆきました。

鹿たちと戯れながら奈良公園へ。
きさらぎの奈良は、かの大仏さんも
穏やかに鎮座しておられました。

神鹿たちも、この所増えてきた異国の
観光客さんたちから鹿せんべいを貰って
いっときに比べて、ひと息吐いているように
見えました。

 

早春の古都に溢るるエトランゼ

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おはらい町通りからおかげ横丁へ

2023年01月27日 | slow journey

“伊勢神宮への参詣は、お蔭まいり、お伊勢参り
抜け参りなどと呼ばれ、日本人の旅行文化の
始まりと言われている。”とあった。
なるほど。さもありなん。江戸時代には
数百万人が伊勢を目指したという。
当時、お蔭まいりは庶民の憧れであり
一生に一度の夢の実現であったのである。
今で言うインバウンドのようなものだな。

さて、お伊勢参りの楽しみは何と言っても
やはりおいしいものを食べてお土産を買うこと。
この通りもウィズコロナのフェイズになって
やっと活気が出てきたような感じである。
伊勢うどんあり。てこね寿司あり。赤福あり。
太閤出世餅あり。そして松坂牛あり。コロッケあり。

 

おかげ横丁をぶらりと周回する。

 

おかげ横丁に来たときは、山口誓子俳句館に寄って
一句投句して帰ることにしている。
今回も即吟の句を一句投句箱に入れました。
さて、入選するかな?これも楽しみのひとつ。



ぶらぶらしていたらやはりお腹が空いてくる。
今回は芹さんから紹介してもらった店へ。
これもまたまた楽しみである。つづく。
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伊勢神宮 内宮へ参詣

2023年01月26日 | slow journey

数年ぶりの伊勢神宮。
鳥居を抜ける度に一礼をしつつ
五十鈴川に掛かる宇治橋を渡る。
神苑を抜けて手水舎へ。手を浄める。
しかし樹齢千年かと思うほどの
立派な杉木立がいつ来ても素晴らしい。
やはり粛とした気分になる。やはり
伊勢神宮は名にし負うパワースポットだ。
磴を登りいよいよ淑気満つ御正宮へ。



二礼二拍手一礼。
敬虔な気持ちで参詣をする。
ここは石段の下では撮影ができるが
上では撮影は不可なのをうっかり失念していた。
やんわりと止められてしまった。失礼。

お参りを済ますと何処か安寧とした気持ち。
古来、日本人にとってお伊勢参りというのは
一生の内でいつかは参詣したい。
言わば念願であった。解かるなあ。
私もやはり日本人なのだと実感する瞬間だ。

さて、今年はどんな年になるだろう。
禍福は糾える縄の如し。ではあるが
例えどんなことがあっても人間万事塞翁が馬。
ひとつひとつ真摯に対応しながら前を向いて
進んでいこうと思う。

淑気満つ伊勢千年の杉木立
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お伊勢参り しまかぜに乗る

2023年01月23日 | slow journey
初詣ではないけれどお伊勢参りへ。
近鉄の大阪難波駅から特急「しまかぜ」に乗る。



このしまかぜはやはり人気の特急である。
前方が見える一号車はやはり満席であった。

名張、松坂を定刻に通過して
一時間四十分ほどで宇治山田駅に着いた。
やはり列車の旅はいいものだ。

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大寒の京都へ

2023年01月20日 | slow journey

ふと、京都に行きたくなったので
一路阪急電車に乗って京都河原町へ。
とりたてて寺社めぐりをする訳ではなく
河原町の三条四条、鴨川辺りを独りぶらぶら。

京都は学生時代に四年間、そして会社員時代に
八年間を過ごした地だ。京都の良い所は
何より街があまり変貌しないところだ。
もちろん所々は変貌しているのだが、
四十数年前とは街の風貌もお店もほとんど変わらない。
だから安心してこうして時々過去を探しに戻れるのだ。

久しぶりに鴨川を歩く。

 

学生時代のことだが、この三条の川縁で
コンパの酔いを醒ました。そして興に任せて
ていうか酔いに任せて、この川の中を
向こう岸までふざけて渡ったこともあった。
もう半世紀近く前のことである。

この日は欧米系の観光客が目についた。
インバウンドは戻りつつあるのを実感。

三条先斗町近くの京都王将で遅めのランチを。
ここは学生時代によくお世話になった店だ。
学生にはありがたい店だった。あと天下一品も。

鳩居堂に寄ったあと、南下して四条を渡り
フランソワを見ながら村上重本店へ。
お土産に漬物を少し買った。

 

大寒の一と日、そんなに底冷えのする日ではなかった。
ときどきこうして四十数年前の足跡を探しに訪ねる。
そんなとき京都は変わらず迎えてくれる。そこが
とても癒される街なのである。そういえば
京都は学生にはとても優しい街であった。
たぶん今でもそうなのだろうと思う。ただ
商売するのは案外難しい街だ。でも懐に入って
認めてくれれば(これがなかなか難儀だが)
長く付き合ってくれるのである。

 
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鉄道の旅

2023年01月09日 | slow journey

今年は鉄道の旅をいっぱいしたいと思う。
先般の句会で上越線を詠まれた方があって
鉄道の旅への意をいっそう強くしてしまった。

広島赴任時代はよく呉線、芸備線、木次線
美祢線などのローカル線をひとりでふらっと
乗りに出かけたものである。その芸備線も
一部区間が廃線の可能性もあるという。
残してほしいけれど、JRも民間会社だから
なかなか難しい問題である。何とか国や
自治体と着地点を見つけて欲しいものだ。

さて、私はどちらかというと乗り鉄である。
ぼーっと音楽を聴いたりしながら車窓を
眺めていても全然飽きないタイプだ。
夕暮時はお酒を飲みながら車窓を眺めている。
そしてときどき俳句も作る。

高校と会社の先輩で乗り鉄さんがいた。
そのお方は日本の全線を制覇するという趣味で
新しい線ができる度にJR、地下鉄など問わず
乗りに出かけるのである。一度尋ねたら
車窓などは全然興味ないと言っていた。
私は勿体ないなあと思ったものだが、それは
人それぞれなのである。ちなみにその先輩は
鉄道は一応制覇したので全国の国道制覇に
トライしていた。これは完遂したのだろうか?
これは総キロ数では鉄道の比ではないから
おそらく難しいのではないかとは思うのだが。

さて、今年の旅の予定であるが、まず初めに
近鉄「しまかぜ」に乗ってお伊勢参りへ。
決まっているのは今のところそれだけ。
次は同じく近鉄「ひのとり」に乗って名古屋へ。
あのジブリパークに行こうと思っている。
これは予約が取れたらぜひ行ってみたい。
まあ、思ったことはいつか実現するもの。
思わないことは決して実現しないというのが
私の信条であるから、これはたぶん実現かな。
そんなたいそうなことではないけれど笑

旅というのは計画をしているだけでも楽しいもの。
コロナの動向がまだ見通せないけれど、旅は
体の部位と五感を最大に動員できる人生の贈り物。
さて今年はいくつ旅ができるかな?

日脚伸ぶそろそろ旅の計画も
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ひとり旅の空

2022年11月23日 | slow journey

四十数年に及ぶサラリーマン生活を終えてより
飛行機に乗る機会がめっきり減った。
新幹線に乗る機会も同様にすっかり減った。

所謂ビジネスユースが無くなったからであるが
私は出張のときも機内や車内では、必ず
日経新聞や日経ビジネスを読み、そして
パソコンを見つめてメールをチェックしたり
ウェブで訪問する企業情報を調べたり、また
その日の会議に供えて資料を丹念に読む。
なんてことはほとんどしなかった。

移動中はゆっくり車窓を眺める。眺めては
日本の原風景を追う方が好きだったし楽しかった。
だからそういう意味では私は根源的に
仕事オリエンテッドなビジネスマンには
終生向いていなかったのかもしれない。
言い訳ではないけれど、もちろん仕事は
信頼できるレベルでちゃんとこなしてはいたと
自分では思っているのだが。
まあそれは他人の評価に委ねることにしよう。
今更どうでもいいけどね。

さて、久しぶりに空路、東京へ行く。
朝一番の神戸空港、7:05発ANA羽田行。
今日の飛行機は何故か鬼滅の刃号であった。
いっそのことなら客室乗務員たちも鬼滅の刃の
コスプレで応対してくれたら雰囲気に浸れるのに。
機体のラッピングでは、内に乗っている方は
臨場感が全然なくて普通の飛行機なのだから。

朝焼けの残る中を離陸。明石姫路界隈を旋回、東へ。
京都御所を見て琵琶湖が見えて来た。
こうしてみると琵琶湖は当たり前なのだが
やはり地図で見る琵琶湖の形をしているなあ。



順調にフライトをつづけ、やがて富士上空に。
この景を見たくて、いつも飛行機に乗る時は
後方の山側の窓側席を取ることにしている。
冠雪の富士はやはり美しい。駿河湾との一景は
やはり日本の最も美しい景のひとつだと思う。



富士山を過ぎるとやがて飛行機は高度を下げてゆく。
房総半島の景を間近にもうすぐ羽田だ。
羽田空港に着く寸前は、あの逆噴射の事故を
何故か必ず思い出してしまう。怖いのだろう。
車輪が滑走路に着くとほっとするのである。
正直、飛行機はどちらかというと苦手だ。
目的地までの時間が早いのと、それにどこか
空路は非日常感があるので好きなのではあるが…。

さてさて。久しぶりの東京。
楽しく一日を過してから帰りは新幹線に。
八重洲地下街でお酒とおつまみを買って
都会の灯と熱海の夕景を眺めながら
車内で呑むのも至福の時間である。
本当は夜行なんかに乗り込みたいのであるが。
そこまではね。

初雪の富士を眼下にひとり旅
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