漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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気滞症状は香りで解消(その1:生理に関する症状)

2017-02-08 | 生理・生理不順・生理痛
立春を過ぎ、季節が動き始めると、気の流れが停滞しやすくなります。
これを「気滞(きたい)」といい、現代医学風には自律神経の乱れと表現されることもあります

漢方でいう「気」とは、体が動く基本的なエネルギーみたいなもので、
気が充実して各所の連絡がスムーズに行われ機能している状態を
「気がうまく流れている」といったりします。

気滞の症状その1:生理にともなう症状
・生理前の肩や背中のコリ、乳房脹痛、腹部脹痛、イライラがつのる など
・生理時の脹痛、排卵時のお腹の張り、
・生理周期の乱れ など

他にも胃腸の動きがスムーズでなかったり、気持ちが穏やかでいられなかったりと
いろいろな形で現れます。
気滞体質チェック

気滞に使う漢方薬は様々あるのですが、たとえば「逍遥散」は
薄荷(ハッカ)つまりミントが配合されています。
軽い爽やかな香りをかぐと気分がスッキリして緊張がほぐれますね。
ストレスが原因の生理不順や無月経の漢方対策

そこで、お茶や料理にも香りのものを加えてみると良いでしょう。
ハーブ、柑橘類、そして山菜のちょっとクセのある香りもおすすめです。

春は香りの季節。旬のものは体を調整する働きがあり、まさに自然の恵みです。

風に乗って梅の香りが漂います。



香りのよい蝋梅はそろそろ終盤

気滞症状は香りで解消(その1:生理に関する症状)
気滞症状は春に悪化しやすい(その2:胃腸の症状)
気滞症状は気分転換で解消(その3:うつうつイライラ、自律神経?)

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