江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

橋の下世界音楽祭2 土曜日

2022-09-07 00:44:43 | 日記
私は押し掛ける。
下町商店街の一角に店を構え、
且つ巨大人形で会場内を神出鬼没している GIANT STEPS というグループがある。
そのメンバーの一人に、骸骨の糸あやつり人形を遣うアツシさんがいて
4年前に出演したときに知り合い、
即興で彼の遣う骸骨と、私の人形とのコラボレーションをしていた。
今年は彼の骸骨と私の骸骨とコラボレーションできないかと
押し掛けたのだ。
すると快く受け入れてもらえた。

PLUTATA+GIANT STEPS の舞台。
アップテンポの合わせて人形は踊る。
スローになって骨寄せ。
そしてまたアップテンポ。
反対側ではアツシさんも骸骨を遣っている。
理屈抜きに楽しい。
アツシさんに言われた。
「上條さん、いつもより生き生きしていた」
・・・・・

そしてすぐに獅子舞4組。



大きな獅子舞の中に小さな獅子舞が入ると面白いだろうと、
主催者の狙い。
実際やってみると、反応が凄い。
主催者は、してやったりの満足顔。
後で見た人から、見ていて涙が出た、と言われる。
それを聞いて主催者は
「ぼくも初めて見た時、涙が出た」
こんなこと言われたのは初めてで、ちょっと戸惑っている。

その後GIANT STEPS の店先を、ロックの流しが通る。
切腹ピストルズ。
ノリノリのハードロック、
パーカッションに2人、バスドラムとスネアセット
聞いているうちに、ロックのチンドンと思えてくる。
しかし、パワーが凄い。
バンドの前後を踊る観客が囲んでいる。



そのパワーも凄い。
そのパワーが、ここの魅力だ。



夕方、OKI AINU BAND を聞く。
テレビでは何度も見ていたが、
生の演奏を聴くのは初めて。
面白い。
翌日食堂で見かけたから、思い切って声を掛ける。
人形とのコラボができないかと。
勿論簡単にできる話ではないと思っていたが、
彼からアイヌ人としての想いを、僅かながら聞くことができた。
当然私を含めた日本人に対する鋭い言葉も。
実家に帰る度、彼に会いに行こうと思う。
コメント
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