江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

韓国公演

2019-12-28 00:09:13 | 日記
韓国で人形劇を広めていこうと頑張っている人がいる。
その人がソウルの九老区を動かして、
今月人形劇フェスティバルが開かれた。
3週にわたって週末に公演。
そのトリが私たちだった。
先週末ソウルで人形を遣ってきた。



会場は”夢の劇場”
かつて市場だったところに建てられていた教会を改築、
2階は”夢の図書館”、
3階は”夢のおもちゃ”、おもちゃの貸し出しもあるそうだ。
そして4階がキャパ200の劇場。



韓国は春川で大きな人形劇のフェスティバルが開かれているし
古くから活動している人形劇団も知りあいにいるが、
人形劇に対する国民の認知度は低いらしい。
だからその人は各地の行政を動かして人形劇のイベントを開き
少しでも広げようと力を入れている。
そして認知度を上げる最も良い方法は
人形劇の学校を作ることだと考えている。
日本にも学校があったけれども、今は閉鎖していることを話したが、
実際に関わっていたわけでなく、
下手なことは言えない。
関係者が総括をまとめてくれたらよいと思っている。



さて私たちの評判は、
昨年その人と話していてアンコールが話題になったので、
アンコール用の人形を持っていったのだが、
それがあったこともあって、上々だった。
公演後の記念撮影が長かったこと!

訪韓前「韓国は危ないぞ」と忠告してくれる人が何人かいた。
確かに政治の世界では子供じみた応酬が続いているが、
私はそんなことはないと思っていた。
実際私たちが街なかで日本語を話していても、
変な目で見る人は、私が鈍いせいか全く感じられなかった。
演劇関係者、人形劇関係者と飲んだ時も
それが話題になったうえで、
交流を密にしていこうと”確認した”のだった。
小さな小さな集まりだが
少しずつ少しずつ広めていければと思う。
コメント
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