江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

暴風雪

2018-12-09 00:55:44 | 日記


ここは秋田の能代
荒れるとの天気予報、
去年の同じ時期大雪が降っていて、覚悟はしていたが、
まさか同じ天気予報になるとは思っていなかった。
何せ今年は暖冬だと言われていたのだから。

搬入搬出の時が一番荒れていた。
台車を用意したが、
荷物を積む前に風で流されてしまう。
軽い荷物をその辺に置こうものなら
風に飛ばされてしまう。
それほど強い風が吹き荒れていた。

夜中に大雪になるかもしれないとの予報もあったが
ご覧の通りで、
まずはホッと安心。

ところがだ。

明け方に目が覚めた。
時計を見ると6時20分。
カタコト音がしきりにしている。
てっきり暴風で何かが鳴っていると思った。
カーテンを開けてみてびっくり。
辺り一面カラスだらけ。
風に煽られて電線から離れたり留まったり。
廻りを見ると辺りの屋根にもいっぱい留まっていて、
それが風に合わせるように飛び上がったり着地したり。
その足音が聞こえていたのだ。

まるでヒッチコックの「鳥」のようだった。

それが明るくなった7時過ぎには
一羽もいなくなったのだ。

不思議な光景だった。

コメント
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