江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

四天王寺

2017-09-15 23:36:24 | 日記
飛鳥寺とほぼ同時期に造られたそうだ。
そんなに早くこの地に造られたのは
大陸から来た人々に、この国の力や技術力を見せるためで、
だから難波潟に向かう船から大きな伽藍が見えたのだそうだ。
今では埋立も進み、海が遠くになっているのだろうけれども、
大阪に行ったときに、1度は行ってみたいと思っていた。

何度も火災に見舞われ、最後は空襲で灰燼に帰してしまい
今はコンクリート造りになっていて、
ちょっとがっかりしたのだが、
南門から入っていくときちょっと後ろを振り返ってみると
道は下り坂になっている。
西門から見ても、そうだった。
もしかしたらその先に海があったのだろうか。
目をつぶって想像すると、なんだかわくわくしてくる。

塀の中に入る。
ソウルの景福宮に似た匂いを感ずる。
空間が似ているのだろうか。
例えコンクリート造りになっても
大陸の影響を残している雰囲気は変わらないのであろうか。

木が一本もない。
景福宮に行ったとき、
四角い囲いの中に木を植えると”困”になるでしょうと言われた。

五重塔のてっぺんに上る。
この建物群は、創建当時とさほど変わらない位置に
建てられているのだそうだ。
今から千数百年前の夢が、
この地には詰まっているのだ。
そう思うと、楽しい。

また大阪に行く機会があれば、
今度は住吉さんに行こうと思う。
コメント
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