江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

言葉

2017-03-23 23:56:45 | 日本の文化について
前回に続いて言葉がテーマ。

電車の吊り広告を見ていて、ふっと違和感を覚えた。

”全身脱毛 90日間無料”

最近この手の広告が多いなと思いつつ
そこに写っているきれいな娘を見ていての違和感。
彼女はきれいな髪と眉をしていたのだ。
髪や眉は、全身に入らないのだろうか。
そんなところで違和感を覚える人はきっと少ないのだろうけれど、
それは日本語自体があいまいになってきたせいなのか、
我々の言葉に対する感覚が鈍くなってきたせいなんだろうか。

”戦闘”という言葉は、
自衛隊の日報と憲法では意味が違うらしい。
そんな解釈を書いている辞書が、どこにあるのか。
どうしてこんな詭弁を許すのだろう。
やっぱり言葉に対して、鈍くなってきているのだ。

三十幾つも肩書きを持つということは、
首相夫人であること自体が権威になっていることを示している。
みんなその権威にすがってきているのだ。
それを”私人”だ、”公人”だと言っていること自体
茶番じゃないだろうか。
しかも日本のトップが堂々と言っているのだから
日本語は壊滅していく運命にあるようだ。
だからか、
小学校から英語を教えようとしているのか。

もっと日本語を大切にしてほしい。
”国語”ではなく、”日本語”を。
コメント
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