葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

椿の花

2008-01-07 20:14:31 | 道順庵の徒然草
今年は、明日の通夜の方で5件目の家族葬です、

正月ですから、なおさらのこと家族葬が多いのでしょうか、

一日一件しか出来ませんので、何日かお待ちいただいた方も

いらっしゃいました。

私共に出来ることは、庭の草花を随所にお飾りし、こころ安けくと、

念じるばかりでございます、

冬はあまり花が多くはありませんが、椿の木は5~6本ございます、

白やピンク、そして赤い花の一本が、道順庵を冬の厳しさから、

守っているようでもあります。

 数日前の故人様は、庭の花がお好きだったようです、

早速、N女子が椿の花を祭壇にお供えし、お別れのときに

棺の中にいれていただきました、

ささやかですが、精一杯のサービスは

こころのご馳走でしょうか・・

そんなことが出来る、道順庵は、いつでも「何かの花が」咲いています

しかし、もっともっと咲かせたい花は、

ひとりひとりの、心からの「笑顔」という、

いつでもどこでも咲くことの出来る花なのです、

今はしおれていても、早く咲くように・・

道順庵の草花たちも後押し致しております・・・

風に揺れたつぼみの花も、人生これから・・と申しておりますから・・・










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どちらなのでしょう

2008-01-07 12:45:29 | 道順庵の徒然草
昨年は「千の風になって」という歌が大ヒットいたしました

道順庵でもそれ以前より、本やCDを置いてはおきましたが、

知名度が上がりすぎたせいか、こんな話を耳にいたします、

即ち、この詩の中に「お墓の前で泣かないで下さい、私はそこにいません」

というくだりなのですが・・・お墓にいないでどこにいるのですか・・?

といった話なのです、風のなかになんかいませんよとも言っておられます。

2~3度聞かされた話ですが、その話の主は全て「お寺様」でございます。

う~む・・・なる程、立場を変えてみればそういうことになるのでしょうか、

魂の存在とか、「仏」はどこに行くの・・とか・・・

話が難しくなりそうなので、個人の意見は差し控えますが、

葬儀社に勤める一員としては、ことばの意味自体あまり深く追求

しないほうがよいのかもしれません。

一ついえることは、何ゆえに「大ヒット」したのかということでしょう、

明らかに、既存の「仏教のイメージ」とは違う価値観、即ち

「千の風の中に居て欲しい」という想いが、共感を呼んだのでは

ないでしょうか・・・

一つのはやり歌の詩に、良いとか、悪いとかの問題で話はしないほうが

良いのではないでしょうか、そして、「死んだらどこにいくのでしょう」

ということに、立ち止まって考えることが、仏教をより知ることと、

どうすることが最善なのか、生きている私たちに必要なことでは

無いのでしょうか・・・・・


ところで、この話を聞いた「お釈迦」様は何と答えるのでしょうか・・・






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