『京都・花灯路』なるものがあることを妻から聞いた。2003年より京都東山地域で始まったイベントで、露地行灯の灯りと花により思わず歩きたくなる路、華やぎのある路を演出するものだそうだ。京都で開催された花灯路が椿山荘でも行われているから行こうと妻に誘われて、昨日の28日(土)出掛けてきた。
椿山荘へ行ったのは4年前。その付近は何度も歩いていたが、庭園内部に足を運ぶのは「フォーシーズンホテル椿山荘」の営業閉幕時に宿泊して以来だ。その時は早朝に散策はしたが、夜の散策は初体験。
この日は目白新坂下の「関口フランスパン」で早めの夕食をとり、18時前には庭を歩き始めた。建物内部は披露宴参加者で賑わっていたが外は静寂。入園無料であるが、訪う人は疎らで、嘘のように静かな空間の中に、灯りの演出が為されていた。流石椿山荘という光の配置があった。行灯は確かに京都で使われたものらしかった。言葉はここまでにして、以下ヴィジュアルに。
(霧もどきも演出) (雪囲いの右に微かに見えるは金星)
(若冲の下絵による羅漢石)
(椿山荘三重塔) (桜か?)