マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

小石川植物園の年間パスポートを妻も購入

2021年10月01日 | 東京散歩

 私が小石川植物園の年間パスポートを2,500円で購入し、何回か植物園を訪れる話を聞いて自分もパスポートを購入したいと思っていたらしい。しかし、何せ足にも弱点がある。1日に3,000歩以上歩こうものなら、最後には痙攣に見舞われてしまう身だ。
 自宅から植物園に行くには、白山までは都バスを利用しても、その先、薬師寺坂の下り、蓮華寺坂の上り、御殿坂の下りと、坂の上り下りが待っている。そこを越え漸く植物園に着いたとしても園内を歩く余力は残り少ない。この点がネックになって、購入は諦めていた節がある。(写真:植物園温室に咲くムラサキマユミ)

 しかし、漸く楽な方法に気が付いた。タクシー利用ではない。そんな余裕は我が家にはない。都バスを2本乗り継げばいいのだ。上富士前→(上58 早稲田行)→千石3丁目→(上60 上野公園行)→白山2丁目、と行く。ここから植物園は近い。こんな簡単な方法に気が付かなかったのは私の怠慢ではあるが、ただ上野公園行のバスは時間帯によっては1時間に1本で、利用しやすい路線ではない。言い訳をすればそこが盲点になっていた。ただ時刻表を綿密に調べれば効率良く行けるはずだ。(写真:アサマフウロ)

 そこで9月26日(日)に二人して出掛けていった。上富士前を10時32分発に乗車すると、植物園には11時頃に到着した。自宅からでも30分強で、しかもあまり歩かないで植物園に到着することが分かった。
 この日は年間パスポートを購入後、まずは温室に向かった。道すがら、大学の頃休講の度に多くの級友とここにやって来たこと。まだ植物園が整備されていない頃、夜間に塀の穴を潜り、無賃で園内デートをしていたカップルのことなどを懐かしそうに語っていた。
 温室の脇に“メンデルのブドウ”と“ニュートンのリンゴ”が植えられていた。
 中学時代に、遺伝に関する“メンデルの法則”を学んだ。好きな分野だったので懐かしい名前だ。遺伝学の基礎を築いたメンデル(Gregor J Mendel 1822-1884)が実験に用いた由緒あるブドウの分株で、第2代植物園長を務めた三好学が、大正2(1913)年、チェコのブルノ―にメンデルが在職してた修道院(メンデル記念館)を訪ねたとき、旧実験室に残っていたブドウの分譲を依頼し、その翌年に送られてきたもの。その後、メンデル記念館のブドウは消滅したことがわかり、ここのブドウを里帰りさせて、現地にもブドウの株を復活させたとか。逆輸入というのだったか?


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