1月19日(木)に、最後に巡った坂が傘谷坂です。”傘谷”は”かさたに”と呼ぶのではなく、”からかさだに”とかながふってあります。電子辞書広辞苑で調べ、”傘”一字で”かさ”以外に”からかさ”とのかなを持つことを遅ればせながら知りました。 さて文京区の多くの坂が、本郷台地・白山台地・小日向台地・関口台地などから千川・小石川・神田川などの谷や川に下るに対し、傘谷坂は本郷台地上で、まず窪地(=傘谷)へと下り、その後上る坂です。坂のどちらの端からも、まず坂を下って谷に至り、その後坂を上って、坂の反対側の端に達します。(写真:傘谷坂)
今までに文京の、名のある坂115ヶ所のうち丁度90ヶ所を巡りましたが、傘谷坂の様な上り下り一対をなす坂は初めてお目に掛りました。立看板には、「此辺にて多く傘を製し出せしよりの名なりといふ、さもありしにや、今はそれらの商人も見えず(『改撰江戸志』)」とあります。 三組坂を上り終えて、傘谷坂へ向かう途中、霊雲寺を右手に見て、湯島2丁目の交差点までやってくると、突然「オザワ菓子店」の看板が目に入りました。ここの”苺シャンデ”が気に入っていて、20年ほど前にはよく買いに来たお店です。更に地図で傘谷坂の位置を確認すると、そのオザワ洋菓子点の脇の道が傘谷坂で、ここでは線(傘谷坂)と点(オザワ洋菓子店)が繋がりました。(写真:オザワ洋菓子店入口)
余談になりますが、松たか子のお気に入りの店として紹介されたこの店の、”苺シャンデ”が人気商品と聞いて何度かこのお店に足を運んだのですが、何時も売り切れ。このことをこのお店のそばに住む、文京鍬の会のMさんに話したところ、我が山荘にいらしたときに沢山の苺シャンデを持参して呉れて、初めて苺シャンデを食しました。クッキーの生地の上に大粒の苺をのせ、その上に生クリームを絞って、チョコレートでコーディングしたお菓子。最後に味わえる新鮮で大粒のイチゴも実に美味しく、以後お気に入りのケーキとなりました。今回ショウウィンドーを覗くと小170円、大200円以外に、特大も置かれていてこちらは285円。買い物後の道中はまだ長いのですが、懐かしさにひかれ特大を購入して後、傘谷坂を下り始めました。 坂を上り終え歩む道すがら、日本サッカーミュジアムも見えてきて、この通りがサッカー通りと呼ばれている事も思い出しました。(写真:日本サッカーミュジアム正面玄関)
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