マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

元・関脇勢の断髪式

2023年06月23日 | スポーツ

 21年夏場所限りで引退した元関脇・勢の引退、春日山襲名披露大相撲が6月4日(日)に両国国技館で行われ、観にいってきた。
 招待券は宮下公園ラジオ体操の常連で、お住いが伊勢ノ海部屋直ぐ傍にあるAさんから、5月28日(日)のラジオ体操時に頂いた。一時は伊勢ノ海部屋後援会々員であり、勢のファンでもあった私は、これは是非とも両国へ足を運ぼうと思った。ただ、この日は11時15分から6回目のワクチン接種が予定されていたので、取り組み開始11時にはとても間に合わないが、兎も角、勢の断髪式を一目見ようと、接種終了後出かけて行った。




 国技館着が13時過ぎで、十両までの取り組みは終了し、断髪式は既に始まり、勢は西正面を向いてほぼ中央に座っていた。名前を呼ばれた人が次々と土俵(土俵には当然敷物が置かれていたが)に上がり、勢の髷に鋏を入れた。
 西正面の次が向正面だった。呼ばれる対象が女性になると、女性が土俵に上がらないでも断髪の鋏を入れられるように勢の座る椅子は土俵の前に移動された。というよりも、やはり女性が土俵に上がることは許されていなかった。相撲協会は“土俵上女人禁制”をいつまで続けるのだろう、これは憲法違反だとの裁判を誰か起こせば面白いななどと思いながら2階椅子席から断髪式を見ていた。
 横綱・照ノ富士ら約250人が鋏を入れ、最後に師匠の伊勢ノ海親方(元幕内・北勝鬨)の止めばさみで大銀杏に別れを告げた。怪我を克服した不屈の土俵人生を紹介されると感極まったが、「感謝の思いしかない。これからもぶれない気持ちで大相撲の発展に尽力していきたい」と語り断髪式を終えた。
 優勝は無かった。大関にも上がれなかったが、綺麗な立ち合いの勢が好きだった。白鵬から金星をあげたときは飛び上がるほど嬉しかった。長い間お疲れ様でした。

 角界一の美声の持ち主と言われてきた彼は、歌を通じての交友関係が豊富だったのだろう、この日も15年の交友がある平尾綾香が『Jupiter
』など2曲を熱唱した。




 整髪後には演歌歌手山本譲二とのデュエットで『花も嵐も』、『浪漫』、『まつり』を披露した。会場は物凄い盛り上がりを見せた。
 その後横綱土俵入、幕内力士土俵入から始まり幕内取り組みへと進んだ。どの力士も全力でぶつかってはいないはず。本番の土俵とは力の入れ方が多分違うが、大相撲の面白い一面を見せてもらい満足だった。結びは照ノ富士対霧島(霧馬山改め)。横綱が最後を締めて終了。


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