マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

甘利山から青木鉱泉へ(その1)

2012年06月22日 | 山旅

 今日の夕方、登山姿で帰宅した私を見て、マンションの管理人さんが不思議そうな顔をして「どこへ行って来たの」と聞きました。私は答えて曰く「山梨県にある甘利山という山へ」と。管理人さん「雨じゃなかったの」。再び私「韮崎は、昨日の午前中までは天気良かったので、登って来ましたよ」と。

 高校時代からの友人瀧川さんから『久しぶりに山に登ってみたくなりました。6月21日から24日の間か、6月28日から30日の間で1泊程度で楽しみたいと思っています』とのメールを頂いて、私の都合で6月21日~22日にと返信した後、どこの山に行き、どこの温泉に浸かろうかを思案しました。最終的に、山は、レンゲツツジ咲く甘利山と決め、梅雨時の登山故、温泉にこもりきりになることも想定し、甘利山から程近くにある青木鉱泉に一夜の憩いも依頼しておきました。

 台風4号と5号には一喜一憂させられました。当初、出発予定日の21日は台風が関東地方を通過との予報。登山は断念しかかったところ、4号は時速65Kmの蒙スピードで本州を通過、21日は晴れマークが点りました。しかし、5号の影響からか、一転21日は一時雨マークが。晴れマークが出た時点で計画実行を決めていた二人、21日(木)の朝高尾駅に6時台に集合するも、空模様を眺め悲観的な思いになっていました。

 甲府駅に到着すると東京の空より明るいのです。些かな希望を抱いて、登山に及ぶか否かは現地で判断することにして、レンタカーを借り、8時50分いざ出発。1時間10分程のドライブで、甘利山グリーンロッジ付近の駐車場に車を停めると、八ヶ岳や奥秩父の山々が遠望出来、眼下には甲府盆地の広がりが見渡せました。(写真:中央が八ヶ岳主峰赤岳)




 甘利山へは徒歩30分弱で到着。登山路の両側にはレンゲツツジが満開です。到着した甘利山山頂は広々とした平らな展望台で、微かに富士山もその裾野を見せて呉れます。









    (写真:快晴ならば富士山がくっきりと・・・)

 反対側登山路からは地元甘利小学校4年生の一団が遠足で登って来て、集合写真を撮り始めました。自分達だけのやや寂しい山頂を予想していましたから、何やら嬉しい気分となり、更に先の奥甘利山まで足を伸ばしました。(写真:甘利山倶楽部の方の校外授業を受ける小学生達)





 新緑と赤いレンゲツツジに彩られた山道をゆっくりと歩みました。奥甘利山山頂ではコーヒブレイク。ただ霧が立ち込め始め、雨の予感がして、今日はここで引き返す事にしました。駐車場まで戻っ来くると約2時間の散策でした。(写真:展望のきかない奥甘利山山頂)





 昼食開始直ぐに雨が。慌てて車に移動しての昼食。青木鉱泉へと通じる細道を車で下ったのです。