かって「都高教」という労働組合に結集していた者のうち、退職者した組合員の希望者で組織している団体に「都高教退職者会」なるものがあります。その総会が6月2日(土)に「ラポール日教済」で行われ、初めて参加しました。
都高教の副委員長を勤めたこともある平岡さんから「会の幹事の多くの方が役を辞されるので」との理由で、私に幹事就任の打診電話がありました。同じ4支部に属し、知らない間柄でもなく、頼まれるとNOと言えない私は、私で良いのだろうかと思いつつ、その役をお引き受けました。総会での幹事紹介があるとの事で、初めての出席とあいなった訳です。
この組織3000名ほどから成るようですが、当日の総会への参加者は30名弱。しかし顔ぶれをみると、執行委員とか支部長の役を担って来た歴戦の勇士たちが多数います。本部委員会で論戦を交わしたであろう猛者たちも今は定年退職の身となり、表面上かも知れませんが、活動路線上の”昨日の敵は今日の友”。共通するのは、権力の横暴には体を張ってでも刃向うぞとの精神。親睦団体的であった組織を、運動体に変えて来た歴史もあるようです。
活動方針案にはその精神は反映され、「日ノ丸・君が代」裁判闘争や脱原発も提起され、満場の拍手で承認されました。
人事では平岡さんが会長となり、事務局長がTさん。Tさんはこの春定年を迎えたばかりの”新人”。女性としは数少ない専従執行委員を勤め、我が別荘にも遊びに来たこともある、良く知った方。Gさんは4支部での活動の長かった方。結果論的には4支部出身者の幹事が多くなり、平岡人事と言われそうなメンバー構成のようです。
総会終了後、一献傾ける会が近所の中華料理店で開催され、私も当然参加して来ました。その席で話題となったのが会の財政状態。逼迫している財政改革を考えてか、早速Gさんからは、パソコンを大いに活用しようとの提案が。月一度、教育会館の一室で行われる幹事会での議題となりそうです。