マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

『野川』を歩く(その2)

2012年06月02日 | 

 「滄浪泉園」を入口まで戻り、その脇の道を薬師通りまで下りました。この通り左手に国分寺崖線を望みながら野川に平行する様にはしります。小金井街道の下を潜り、右折するといよいよ野川とご対面です。

 この前原町辺りから見る野川は、一面が草花に覆われていて、水の流れは非常に細く見えます。崖を下り土の感触を確かめながら、川面に近い道を歩むと、川はすぐ眼前を流れます。神田川の上流の様に、目線から川面までの距離が非常に近いのです。





 草花で覆われた一面に黄色い花の群落があちこちに咲き乱れます。「何の花でしょう」と問うSUさんに、私は5月22日に出掛けた「高橋宏子個展」での屏風に登場していた”黄菖蒲”を思い出し「キショウブかも知れない」と答えました。さて、その結末は?文末に。





 川の両側には公園等が幾つもありました。武蔵野公園、野川公園、大沢緑地などいずれも緑豊かで広大な面積を持つ公園です。野川公園で後から登場のS I さんと合流し、メンバーは7名となりました。その7名の眼に都会では滅多に見られない光景が飛び込んできました。公園内で、上半身裸で水遊びをする、幼稚園児50名ほどの元気な姿です。


 直ぐそばでは川向こうまでロープを張って、先生の誘導のもと、子供達が川渡りの往復にチャレンジしています。その先生に「公園から苦情は出ないのですか」と尋ねると「注意されるまでやっています」との答え。野川を生活の一部としている姿を直接見ることになりました。















 公園内にある「自然観察センター」で休息を兼ねて野川の知識吸収に努めました。ここで先ほど観察した黄色い花が「キショウブ」と書かれ、私の推定が当たっていて、面目をほどこしたのでした。