マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

講演会『空海と密教美術展』へ

2011年08月25日 | 映画・美術・芝居・落語

 8月23日(火)、文京区シビックセンターへ出掛け、26階スカイホールで行われた講演会「空海と密教美術展」に参加して来ました。7月の「区報」でこの講演会が予定されているとの記事を読み、早速ハガキ応募していました。講演の内容もさることながら、受講者には東京博物館で開催中の「空海と密教美術展」のチケットが配布される事が大きな魅力です。こちらの展示、7月22日(金)に観ていましたが、展示内容が後半に入れ替わるとの事。再度の鑑賞を願っていました。
 7月後半に当選の知らせが来ました。応募者総数600名の内から100名が選ばれたようで、幸運にも当選し、二人で参加が可能です。
 
 講師は、東京国立博物館教育講座室長丸山士郎氏。氏は仏教美術が専門で、学生時代から何度も京都の東寺に通っていたそうです。司会者からの人物紹介には登場しなかった話ですが、ラジオ深夜便で8月8日(月)~11日(木)の午後11時台で、4夜連続して、仏教美術の魅力について語った、と番組スタッフのブログにありましたが、私は聴き洩らしましたが・・・。
 講演を聴いての丸山氏の印象は真面目な学者さんタイプ。OHP(オバー・ヘッド・プロジェクター)を使用して、画像をスクリーンに映します。OHPとはかなり古い手法ですが、ご自分で編集された内容なだけに、講演内容はスムースに進みます。多分、市民向けに出来るだけわかりやすく編集したことでしょう。東博での展示目録に沿って話が進みました。
 東博での展示内容jの構成は
   第一章 空海-
日本密教の祖
   第二章 入唐求法-密教受法と唐文化の吸収
   第三章 密教胎動-神護寺・高野山・東寺
   第四章 法灯-受け継がれる空海の息吹
 

 一度観た内容だけに分かりやすく、特に映像を基にしての曼荼羅の、細部に渡る解説を一番興味深く聞きました。より詳しくは再度の鑑賞を踏まえてまとめたいと思います。