12月26日~28日の3日間、総勢10名(大人7、中学生1、小学生2)で草津に出掛け、スキーを楽しんで来ました。メンバーは元向丘高校の同僚とその家族の皆さん。宿泊先は「中沢ビレッジ」のログハウス。利用したスキー場は「草津国際スキー場」。昨年は母の葬儀と重なった為、私は参加出来ず、今年が2年振りのスキーとなりました。27日と28日の両日とも快晴で、数日前に降った新雪の下、ベストコンディションでのスキーでした。(写真:草津国際スキー場と草津白根山)
(写真:真っ白に雪化粧の草津白根山)
かってスキーがブームとなり、多くの人々がスキー場に足を運びました。リフトの前には長蛇の列が出来、30分待ってリフトに乗り、滑降は5分、などと言うこともありました。しかしブームは去り、次々とスキー場は閉鎖されて行きました。その中で「草津国際スキー場」は生き延びてきました。又、私たちがブームの去ったスキーを敢えて続けてきたのにはある流れがありました。
9年ほど前、私たち夫婦と義理の妹夫妻は草津の中沢ビレッジのログハウスに宿泊したことがありました。そのとき見た「中沢ビレッジ」の会員募集の広告に直ぐに乗り、会員権を購入し、主として温泉を楽しむ目的でここのログハウスを利用してきました。その中で思い出したのが、スキーがブームだった頃、向丘高校の同僚に混じり、私の息子や姪も一緒に出掛けたスキーです。子供達は大人達と生活を共にし、スキーはめきめき上達、生涯スポーツの一つになったことです。スキーに絶好な場所が確保出来た今こそ、再びスキーを始めようと思い立ちました。元同僚だった方々のみならず、その子供さんにも参加してもらい、7年ほど前から年末スキーを再開したのです。
今回の年末スキー、Kさんを除いて皆スキーセットを借りました。大分短くなったスキーを私も初めて履き、滑りやすさを実感しました。ブームの去った今、リフト待ちは殆どありません。2km以上はあると思われ長い林間コースを初日に6本、2日目は5本も滑降できました。快晴の2日間、新雪の中で良い条件に恵まれてのスキーでした。(写真:スキー場に作られた雪だるま)
実は私の年齢が来年で大台に乗ることをも考え、今年のスキーをもってラストランにしましょうと仲間の皆さんに伝えてありました。ところがです、スキーを借りることなく、1・2本滑ってきたKさん、スキー板を履いたばかりの皆を前に、突然語り始めました「今72歳の老嬢と話をする機会がありました。その方は70歳からスキーを始めたそうで、それなりのスキーをしていましたよ」と。私に、今年でスキーを止めるのを考え直したらとの真意です。
今年のスキーが快適に終わったことと、72歳の老嬢の話に刺激されて、自分に限界線を引くのをもう少し先に伸ばそうとの思いに至りました。来年になれば最大13名の参加が見込まれます。それは又凄く楽しいだろうなと想像しています。