今日は休みで外は雨、お家でゆっくり過ごしました。チャイムが鳴って消防点検の人が来た。今日部屋の消防点検があるなんて全く知らずにいたから部屋は散らかり放題でしたがしょうがない。点検してもらいました。
遅い昼御飯を食べつつブルーレイで「スーパーマン4 最強の敵」を鑑賞。公開当時のポスター見た時からあまり面白そうに思えず、先日見た「スーパーマン3」のブログの感想へのコメント欄にも4はつまらないというのが書かれていたので全く期待せず、逆に暖かい目で見てやろうとして見始めました。
冒頭のタイトルバックのしょぼさにう~んと微妙な感覚、しかし出演者はなかなか豪華というかオリジナルメンバーが集結していて良いな。と思ったり、冒頭の宇宙船のミニチュア撮影とか悪くない出来じゃないか!と少し期待も出来そうな気分にもなりました。スーパーマンの飛行シーンとかでの合成のイマイチ感が目立ちますが部分的にはなかなか良い所はあったと思います。思ってたより見せ場なんかもあったりで結構楽しめました。
途中から残念感の多かったパート3よりも最初からつまらないだろうと思って見たこのパート4は思ってた以上に僕にとっては面白く楽しめる映画でした。スーパーマンのキャラクターの理想の姿がしっかり描かれていたのと、それを演じるクリストファー・リーブの演技の良さが光っていたと思います。クラーク・ケントの方の演技も素晴らしい。悪者の方はなんだかアレでしたけれど・・。
結構幼稚な所が目立ちますがテーマがしっかりしていてスーパーマンに託す世界平和への願いの純粋な作り手の気持ちは伝わりました。その一途な心意気がなんか憎めない感じもあり最後まで暖かい目で見る事が出来ました。
なんというかスーパーマンっていうのはこういう純粋な正義の味方っていうイメージが強いから。
僕が初めて映画館で見たアメリカ映画でありヒーローだったスーパーマンの理想像にパート3よりは近かった点で好感触。しかし悪者のニュークリアマンとの戦いは小学生だった僕が見てももう少し派手なものが見たかったと思ってしまうものでしたね。正直、ここを期待しちゃう題名だったりしますが本来ここを期待しちゃいけない映画で悪役との戦いよりも別の地球規模の核兵器を無くそうというメッセージ性の強い映画でしたから悪役なんてどうでもよい存在でしたね。
スーパーマンじゃない人が何故か空を飛べていたり宇宙で普通に息していたりと結構突っ込み所の多い映画でしたが、特典映像の未公開映像を見るともっと突っ込み所はあったようです。しかしカットしちゃった未公開映像には本編ではよく分からない展開だった部分も丁寧に描いてあったりして理解しやすい所や、ちょっと楽しい場面もあったりでカットしちゃうにはもったいないものも結構ありました。それらを見て暖かい目で見てやるとこのパート4はなかなか憎めない作品である事は間違いないと思いました。
特典映像のスーパーマン50周年記念特番もなかなか面白かった。なぜかルー・リードも出演してるのが驚きでありました。ニューヨークという街とスーパーマンの繋がりを感じました。行ってみたい街です。