公開時に劇場に観に行ったのだが当時出始めたビデオシアターという所での上映で画面が暗くビデオっぽい画質にガッカリした記憶のある映画「スウィート・ホーム」がYouTubeにあったので凄く久しぶりに鑑賞。
影で恐怖の対象を上手く描いたアナログな特撮や特殊メイクが素敵なホラー映画でした。
前半はちょっとコメディ要素が強い印象ですが脚本の大筋が良くで中盤からホラー的要素も強くなり最後はなかなかのスペクタクルな見せ場も満載の娯楽ホラーでした。
マリオ・バーヴァやスピルバーグにトビー・フーパーの影響を受けたようなテイストの洋風和製ホラー映画に仕上がっていました。
役者陣も個性的で久しぶりに見る山城新伍が後半活躍しなかったけど味のあるキャラを演じていた。NOKKOの芝居は微妙な部分もあったけど叫び声の一部は動物的で素晴らしいものがありました。
特殊メイクをディック・スミスがやっているとかなかなか豪華なスタッフ陣の映画です。
映画と同じぐらいの尺のメイキングもYouTubeにあって続けて見ましたが興味深い内容で分かりやすく面白く出来ててアナログな撮影手法や工夫に試行錯誤が大変そうだけど楽しそうでホラー映画の現場ってやっぱり良いなぁと感じました。
面白い映画なのになかなかブルーレイ化されませんね。高画質でちゃんと見直したい映画です。
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