どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「プラトーン」

2011年06月30日 | 映画
仕事朝までかかって眠い眠い。ソファーで少し寝てから帰宅。帰ってから御飯やっと食べて寝る。今日も暑い。ぐったりです。
夜にブルーレイで映画「プラトーン」を鑑賞。学生時代に見てかなり衝撃を受けて感動した映画。アカデミー賞を受賞した映画って僕にはあまり響かないものが多いのだがこの映画は別でした。
ベトナム戦争での兵士の日常がリアルに描かれていて色々と知れて考えさせられた映画です。
映像のトーンもフィルムの粒子が荒くザラザラした感じが出ていてそれが結構好きなんですが、大学の先生であったカメラマン宮川先生は当時、なんであの映画は16mmで撮影しなかったんだろう?その方がもっと良かったのに・・と言っていたのを思い出す。その意図はよく分かる。
ウィレム・デフォー演じるエリアス軍曹が死ぬ場面で今まで何度見ても感動というか涙が溢れたものですが、今日はなんか普通に見ちゃいました。そんなに感動もしなかったけど何でもない兵士と兵士の日常の会話だとか映画的に派手ではないちょっとした場面の方に逆に何かグッとくるものを感じました。それぞれの兵士の立場や境遇の違いによって背負っているものや考えの違いや理想があってそれぞれが消耗しながらもなんとか生きてる姿に惹き付けられました。
ブルーレイには特典映像が付いていて未公開シーンも収録されており画質は酷い収録でしたがより細かなシーンの描写や描こうとしていた事が深く知れて興味深く見れた。映画やベトナム戦争そのもののドキュメンタリーも収録されていて、それらを見れるのも良かった。実際の帰還兵達へのインタビューでの話なんかが非常に重みがあり、色々な事を感じたり考えさせられた。


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